オラ、世界一周しているほしけんです。
何もないと言われるアスンシオンに何か見つけた自分。しかしながら、航空券の事情から次の町へ。そして次の国へ移動することになります。
正直言ってもっと滞在してもよかった。またチャンスがあればいこう。
そう思えるのも悪くない。なにも旅というのは1回限りではない。気に入れば、もう一回見たければ、別に何回行ったっていい。
お金はかかるけども。逆に、これくらいの余白のほうがいいのかもしれない。
前置きは長くなりましたが、次の町へ向かいます。
ルートとしては、パラグアイのアスンシオンからシウダートデルエステ、そして国境を越え、ブラジルのフォズドイグアス、さらに国境を越えて、アルゼンチンのプエルトイグアスに行きます。
このルートなかなかわかりにくく、面倒なので注意が必要です。そこんところもしっかり解説していきます。
ただ自分はこのルートを1日で行きましたが、文章がややこしくなるので
前編『アスンシオン→シウダートデルエステ→フォズドイグアス+町ブラ』編
後編『フォズドイグアス→プエルトイグアス+町ブラ+ホテル情報』編
の2章に分けたいと思います。
【前編】パラグアイのアスンシオンからシウダートデルエステ、そしてブラジルのフォズドイグアスへの行き方と町ブラ【複雑】
アスンシオンからブラジルのフォズドイグアスまでは距離にして330kmで、時間は5時間くらいです。
実際は国境などの手続きがあるため、もう2時間くらいかかると見込みましょう。
夜行バスでシウダートデルエステへ。
アスンシオンのバスターミナルは中心街から離れていますが、自分が泊まったらぱちょからは40分くらいで歩いていける距離です。
シウダートデルエステまでは5時間くらいで到着するため、深夜に出発し、朝に到着するように計画しました。
らぱちょのオーナーさんに、この区間は本数も多いから乗りたい時間らへんに行けば問題なし。
ということだったので、0:30発くらいを目標にし、23時にホテルを出発しました。なお、バスターミナルまではBoltを使いました(料金1万グラアニー:200円)
らぱちょのオーナーさんは優しく、時間までのんびりしていていいからということで、シャワーからキッチンも23時まで普通に使わせてくれました。ありがたい。

最後にはお見送りまでしてくれました。このように寝ていた花ちゃんも、自分が出発すると察するや否や、急に起きだして、外まで一緒に来てくれました。

バス会社は多数あるので、テキトーに聞いてみるといいでしょう。
アフリカでは当たり前だった客引きが、ここでは弱めで、オフィスから呼びかける程度。テキトーに呼びかけてきた人に、ここいく?って聞いたら、行くってことで詳細を聞きました。
出発は1時。料金は11万グアラニー(2200円)ということで、予定よりも安く乗れるので即決。
しかもここのスタッフはスペイン語のみ話すようですが、2階と1階どっちがいい?右と左どっちがいい?ということを動作でアピールしてくれるので会話に困りませんでした。
こういう適応能力って南米ではなかなか見られないので、驚きでした。

バスターミナル内にはマテ茶のコーナーもありました。こういうの飲んでみたいなー。
マテ茶はカフェインが豊富なのでこの時間には飲めないのです。。。

時間より早めにバスが到着。

席はなかなかいい席でした。ふっくらしているし、リクライニングもしっかりできるし。

翌朝6:30頃、シウダートデルエステに到着!

らぱちょに翌日食べようと買っておいたバーガーを忘れたため、ここで購入。しかも、想定よりバス代が安かったので消化するのも目的の1つ。1万グアラニー(200円)
薄切りの豚肉のカツをパンにはさんだようなものでした。悲しいことに、なんだかシンプルな味だなーと思って食べていたら、袋の奥底にケチャップとマヨネーズが入っていた。。。もう食べ終わっています。
【超面倒!!】シウダートデルエステからブラジルのフォズドイグアスの入国
まずはパラグアイで降りること!

パンを食べながら、次の目的地、ブラジルのフォズドイグアスに向かいます。ここからややこしいのでよく理解しておいてください。
・シウダートデルエステを出発してから、パラグアイで出国処理をするため降りる。
・橋を渡り、ブラジルの入国を処理する。
・ブラジル入国らへんで自分が乗ってきたバス会社が来るのを待つ。
※(らぱちょのオーナー曰く)この区間のバスは、夕方には終了するとのこと。
バスターミナルにこのようなBRASILと書かれたバスが来ますので、それに乗車。料金は2万グアラニーか15レアル(400円)

昨日の寝不足で、眠くなります。というか、運転手がご飯食べているんだが。。。寝。

起きたらこんな感じに。。。うーん、何だ?
と思ったら、すでにブラジルへの橋を渡っている!!!あれ?パラグアイの出国は?
はいそうです。このバスもそうなのですが、ブラジル・パラグアイ・アルゼンチンの人たちは協定により自由に行き来できます。
それにより、バスもそのまま入国や出国などをスルーするのです。つまり、言わないと止まってくれないわけです。
寝ていた自分はそのままパラグアイを通過してしまっていたということなのです。

しぶしぶ、バスをブラジルで降りて、パラグアイへ逆走します。というか、この仕組みなんなん?わかりにくすぎるでしょう!ミスするひと続出だろうに。
アフリカとか中東だったら、そんなこと言わなくても、教えてくれるだろうに。
上の画像は、悲しいですがブラジル→パラグアイへの橋を渡るときに見れます。

くそー!!パラグアイに戻ってきました。パラグアイの出国ブースは徒歩通路に隣接する建物内です。
まぁ、これもわかりにくいんですけどね。アピールがないんですよ。
ブラジルでも入国処理をちゃんとしてもらうこと!
そして、再度橋を渡り、ブラジルの入国か?と思いきや、手荷物検査。で、普通に入国完了。。。
いや、だから!入国ブースどこ?というように、手荷物検査後にまさかのブラジルの国境逆戻りで、入国ブースに行きます。ブラジル側の建物の真ん中部分にあります。通路側にないのかよ。。。
導線がおかしいのよ。この国境。人生で初だわここまでわかりにくい国境。
ということで、無事、ブラジル入国です。以前のブログを見ると、滞在が1日であれば、スタンプなしらしいですが、自分が今日アルゼンチンに行くよ!って伝えましたが、普通に押されました。
ちなみに、ブラジルの国境のひとは英語が通じました。
フォズドイグアスの中心部へ、、、これもややこしい。

ブラジルに入国し、さてさて、フォズドイグアスの中心部へ行くか!ってなるんですが、自分が乗っていたバスはとうにここを去っています。
ブラジルのひとに聞いてみると、あっちでバスがあるよーっていうんですが、これアルゼンチンのプエルトイグアス行きなんですよね。
私が行きたいのは、ブラジルのフォズドイグアス。なので別物です。
せっかく来たのですから、ちょっくら街をみたいんですな。
ということで、またブラジルの国境らへんで自分が乗ってきたバス会社(黄色のバス)が来ないかなーって待ちました。
そしたら、来ました!で、シウダートデルエステでもらったチケットを見せたら、これおかしくね?という感じになりましたが、乗せてくれました。
おかしくね?というのは、発行が朝の5時。現在時刻10時。
たしかに、国境で5時間なにしてたの?ってなりますわな。
いや聞いてほしい、私がシウダートデルエステに到着したのは、6:30頃で、その機械の時刻設定がそもそもおかしいんだぞと!
こういうトラブルがあるから海外ちゃんとしろや!って思うんですよね。というか、テキトーなら最後までテキトーでいてくれよ。なんで自分に被害が来るようになってんだ。
話は長くなりましたが、同じ会社であればチケットは有効なので、無料で乗ることができます。
・シウダートデルエステを出発してから、パラグアイで出国処理をするため降りる。
・橋を渡り、ブラジルの入国を処理する。
・ブラジル入国らへんで自分が乗ってきたバス会社が来るのを待つ。
※(らぱちょのオーナー曰く)この区間のバスは、夕方には終了するとのこと。
というのがまとめです。
橋を渡るのが面倒!とかであれば、パラグアイ側で乗ることも可能と思いますが、またブラジル側でバスを待つことになります。
らぱちょのオーナー曰く、道路が渋滞してれば、ささっと出国スタンプもらってバスに戻れるわよとも言っていました。
また、夕方にバスが終了するらしいのですが、フォズドイグアスの町までは1時間くらい歩けばつくし、バイタクもいるので何とかはなるでしょう。
がしかし、自分的にはこの日は予定パツパツにすると、自分のようなミスを犯したら終わるので注意です。自分のように夜行バスで来ていれば、時間的な余裕はあります。
大きいスーパーがあるだけの町、フォズドイグアス。

バスに無事乗せてもらい、フォズドイグアスの中心部に来ました。
本来はこのバスターミナルで降りる予定が、運転手がスマホをいじっているのかわかりませんが、一向に止まってくれず、かなり遠くで降りることになった話はおいておきましょう。
すでにシウダートデルエステに到着してから3時間超えています。はぁ。

このバスターミナルから120番のバスに乗れば、イグアスの滝に行くことができます。自分は行かなかったのでこれ以上の情報がありません。
また、後編であげるアルゼンチンのプエルトイグアスに行くときもここから出発します。
同じく3大瀑布のヴィクトリアフォールズにも行きませんでしたし。興味がないのです。
では、フォズドイグアスの町ブラを開始。

うーん、正直言ってなにもありません。せっかくイグアスの滝という旅行者が行くであろうスポットなのに、この町では泊まりたいとは思えませんね。
自分は余ったグアラニーをレアルに両替(5%くらい損)し、スーパーへ。

パォンヂケイジョというパン。口に入れた風味はまるでシュークリームの生地。
しかし、生地は分厚く、もちもちしてる。味はチーズ味という不思議なパンです。チーズは苦手ですが、嫌いではない。3つで6レアル(180円)

カップヌードルの何味かわからんけど(調べたら肉味って、何味?)カップ付きで4.5レアル(135円)だったので購入。
アルゼンチンと比べれば、だいぶ安い。袋のラーメンですら200円は超えてきますからね。しかもカップヌードル、味に期待!
と思ってたら、お湯を入れすぎたようです。。。道理で薄いなぁと思っていたのですが、線が麺より下にあったんですけど。
ブラジルの物価的にはパラグアイよりは高いが、アルゼンチンよりは安い感じ。
まとめ
ということで、パラグアイのアスンシオンからシウダートデルエステ、そしてブラジルのフォズドイグアスまでの行き方でした。
もうこんなややこしい国境は初めてだ!と2度と同じミスをしない!と思っていたら、アルゼンチンに行くときも同じミスをしました。。。
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