こんにちは、世界一周しているほしけんです。
海外旅行で必須なのが、海外旅行保険。
詳しい内容は後述しますが、日本人に人気なハワイ(米国)で脳内出血となり、現地病院を利用した。
結果として、合計5800万円(37万ドル)の請求となった。
というのが2024年にあったようです。
この金額は高額ですね。特に米国は医療費が高額なのです。
日本では国民皆保険なので、3割負担で済みます。
また、高額療養費制度があることで、一定額を超えるとそれ以上は請求されない(返金)仕組みになります。
そのため、自分は健康保険は払っているものの、民間企業の医療保険には加入していません。
このように日本では、病気やけがにあってもかなり安心して医療を受けられるんですが、海外ではそうではありません。
そのため、上のような超高額請求が起こり、海外旅行時は保険加入が重要となってきます。
現在2024年の7月頭、グアテマラのパナハチェルという街にいます。
自分が世界一周を再開したのは、2024年1月でした。
これまではクレジットカードの海外旅行保険が適応されていました。
が、自分の保険が7月頭で切れてしまう!ってことで、急遽加入をしました。
実際のところ、世界一周も終盤となっており、1週間くらい加入できれば帰国便までカバー可能!
ってことで、1週間くらいで加入できる保険ないかなーって探して、SafetyWingという保険に加入しました。
今回はざっくり海外渡航中でも加入できる海外旅行保険を紹介し、実際に加入したSafetyWingについて紹介したいと思います。
【1日300円!】世界一周中で加入できる海外旅行保険SafetyWingに加入【たった1週間でもOK!】
自分の海外旅行保険の条件
各々、海外旅行保険についての条件が異なるので、自分の希望する保険条件をまずまとめておきます。
という条件です。ざっくり説明しておくと、自分は世界一周をしていますので、自国を出発していても加入できる保険がまず条件に上がります。
日本の保険会社では日本出発後の加入はできないので、まず外れます。
自分のクレカの海外旅行保険が切れるのが7月の上旬。そして、自分が世界一周を終える帰国便は中旬と空白期間は1週間程度です。
そのため、無駄に1か月など払うことは避けたいということです。
携行品補償に関しては、クレカの保険が一部入っていますので不要(クレカの保険が全くないわけではなく、上限が250万と心もとないので保険に別途加入)
航空機遅延なども別になくていいくらいのスタンスなので、不要です。つまり、疾病と傷害保険があればOK
補償額はそこまで高額でなくていいというのは、保険のプランには無制限などありますが(バイアスがあるのは事実ですが)これまで旅行してきて体調を崩したり、事故にあっていないことから、起こる可能性が低いと思っています。
年齢も30代前半ですので、大きな病気には急にはならんでしょう。
また、起こってもそこまで高額になる国(アメリカ)にはいきませんので、医療費的にもそこまで高額である必要はありません。
日本語対応があれば楽なのですが、英語を話せますし、そもそも起こらないだろうということから日本語対応でなくていいということを条件にしています。その分、安くなれば良い。
その結果、SafetyWingで契約しましたが、先に海外旅行保険の会社をざっと挙げておきます。
なお、補償内容などは特段読み込んでないですし、自分と条件が異なるので自身で調べてください。
ハワイ(アメリカ)で脳内出血となり、5800万円の請求!!!
旅行先のハワイで脳内出血により亡くしました。まだ50代でした。それだけでも十分なほどの出来事なのですが、それに続くものはご存知の通り、恐怖のアメリカの医療制度です。医療費、救急搬送費、救急空輸費、そして入院費を合計して(日本円にして)2000万円以上の請求
(一部抜粋し引用:https://twitter.com/doughimself/status/1814853816787083754)
総請求額は5800万円でした。これを「5800万円」と書くと医療費としては大きな金額に聞こえますが「37万ドル」と書くと米在住の皆様は「そんなもんだろう」と思われるかと思います。(この円安の影響は非常に大きいです) これには倒れたハワイ島では治療不可能と判断されたが故に飛行機によるホノルルへの緊急搬送費用も含まれています。アメリカだと総額でこのくらいはかかると思います。
(一部抜粋し引用:https://twitter.com/doughimself/status/1815018207390113821)
ざっくりまとめると、旅行先のハワイ(アメリカ)で脳内出血となり、治療を受けたが亡くなった。
治療には医療費、搬送費、入院費がかかり、37万ドル(5800万円)の請求となった。
アメリカは日本と違い医療は自分で保険に入る制度です。入ってなければ高額な医療費を払うか、あきらめるかという選択となる国です。
特にアメリカは、世界でも医療費などが高額の国として知られています。また、円安の影響も強く出ています。
で、今回、37万ドルの請求があったということですので、こちらも保険の基準として考えてみてください。
また、米国以外で、別の医療費の例も載せておきますので、合わせて検討してください。
余談ですが、ニカラグアでは病院代が無料です。
海外旅行保険の会社を比較。
では、複数の海外旅行保険会社を比較してみました。
SafetyWing
ま、ちょっと胡散臭そうなサイトですが、ここで契約をしました。ノルウェーの会社です。
見積もりがサイトから簡単にできます。入力するのは年齢区分と期間のみ。
1週間で試してみましたが、1日当たり2ドル程度(320円)で、合計14ドル。なかなか安いんじゃないでしょうか。
最低は5日からで、1日単位で加入が可能です。ここまで刻めるのはいいですね。
自分としては上の条件として医療保険(病気やケガ)があればいいので、ここを注目しておきます。
上限は25万ドル(4000万)になります。ま、十分ではないかなと。
ほかにも、ロストバゲージ、航空機遅延なども入っています。
I am already abroad, can I still buy SafetyWing insurance or do I have to be in my home country?
Yes, you can buy insurance before or after you leave.
SafetyWing – Insurance for Nomads, by Nomads
条件の渡航後でも加入可能であるということが書かれています。
Your destinations cannot be:
SafetyWing – Insurance for Nomads, by Nomads
- Belarus
- Cuba
- Iran
- North Korea
- Russia
- Syria
- Ukraine
- Your home country
ちなみに、加入しても上の国では保証対象外になります。なので、その部分は別のカードだったり、ほかの会社のに加入するのがいいでしょう。
International (free from Skype): +1 866-635-2163
SafetyWing – Insurance for Nomads, by Nomads
緊急時の連絡はSkypeで可能。なので、Skypeアカウントがあれば、無料で連絡できます(ネット環境は必要)
グローブパートナー
グローブパートナーはサイトからわかる通り、日本語対応しています。
大元の保険会社はフランスのmgenってところっぽい。
料金は1週間、2週間、1か月単位。より長期も可能です。今回の場合は、EU以外(日本)→EU以外なので、1週間で考えると21€(3650円)になります。
補償内容は医療費が100%ってところが大きいでしょう。さきほどのSafetyWingは25万ドルでしたからね。
【Mutuaide Assistance】
日・英語対応
電話: +33 (0) 1 55 98 71 68
(日本語対応でない担当者が出た場合は
“Japanese please”とお伝えください。)E-Mail: medical@mutuaide.fr
保険金の請求について | ASSETS ASSURANCES (acs-ami.com)
日本語対応なので、英語ができないひとにとっては良いでしょう。メールでのやりとりもできる点もいいですね。
契約しようか考えたので、連絡をしてみました。渡航中のひとは事前に連絡をする必要があるためです。おそらく、既往症(すでにかかっている病気)などの対応でしょう。
で、回答を見ると、誓約書はいいとして、30%の加算があるということでした。
もともとの契約費用としても高く、加算があればより高いのでやめました。
Heymondo
スペインの保険会社。
1週間の見積もりはこんな感じ。28.4ドルなので、SafetyWingよりは高い。
補償内容はSafetyWingよりは高いです。また、荷物の遅延なども含まれています。
You can contact the travel assistance team 24 hours a day via:
The Heymondo App (free call when connected to a stable internet connection).
Any questions about our Travel Insurance? Contact us! | Heymondo
普通ですが、年中無休の24時間対応。連絡はアプリからであれば、無料通話が可能(ネット環境必須)
比較と契約
補償額 | 料金(1w) | 日本語 | 連絡 | |
Safetywing | 25万ドル | 14ドル | ✖ | skype(無料) |
グローブパートナー | 無制限 | 21+6€(≒29ドル) | 〇 | 電話・メール |
heymondo | 1000万ドル | 28.4ドル | ✖ | アプリ(無料) |
ざっくり比較をしました(アメリカは渡航しないので、保険料金が安いです)。自分の条件に合っていたのがSafetyWingということでしたので、契約することに。
ただし、ハワイの治療費であった37万ドルの請求額には届きませんが、上述の通り、米国にはいきませんからそこまで高額になることはないと考えます。
決め手としては、やはり安いことが一番でしょうか。また、1日ごとに契約を決められる柔軟性はとてもいい。
また、連絡もskypeなのでネット環境があれば無料で連絡ができるというのもいい点です。
別に落とす気はないですが、グローブパートナーのようにメールならいいんですけど、電話だと有料ですからね。まぁ、これも補償に入ってれば関係ないですけど、どうなのでしょうか。
ただし、グローブパートナーは日本語対応なので、英語がダメな人にとってはとてもいいでしょう。高いのはその手数料と考えればいいですね。
またHeymondoを選ぶのであれば、自分はグローブパートナーを選びますね。ほぼ料金同じなのに条件はグローブパートナーのほうがいいですから。とはいえ、補償内容は違いますから注意。
とはいえ、本当にぽちぽちしていくだけで、契約完了。特に身分証などのアップロードなどもなく終わってしまいました。
まとめ
ということで、世界一周途中で海外旅行保険に加入した話でした。
ちなみに自分は1年4か月旅をしていますが、1回(ニカラグアで検査)のみですね。ただの風邪でしたけどね。
それくらいの頻度なのかもしれませんから、保険って必要なの?とも言えます。
特に海外の医療費って高いので、無保険というのは個人的にはオススメしません。安心があってこその旅ですからね。
とはいえ、保険って所詮保険で。もしあなたが1兆円持っていれば、保険なんて加入しなくていいんです。だって、払えるでしょ?ということも言えます。
読んでくれて、ありがとうございました。
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