こんにちは、ほしけんです。
以前ANAの世界一周航空券が終了ということで、無事発券しました。
今回、世界一周のルートとして、実は行ったことがないアメリカに行くことにしました(ハワイとかはあるが本土はほぼない)
アメリカに行く場合、通常ESTAという許可証の申請でOKです。
しかし自分は過去にキューバとイランに行ったことがあるので、ESTAでは申請が拒否されビザを申請する必要があります。
余談ですが、グアムはアメリカの一部ですが地域柄、本土やハワイとは入国の条件が緩くなります(ESTAではなく別のやつでいける)
なのでいけるかなーって申し込んだら、やっぱり拒否されました。
今回はアメリカのビザ(B2:観光ビザ)の申請について紹介します。
ちなみに、結構ぼろくそ言っているんですが、アメリカさん許してください。。。自分は文句を言っているのではなく、ユーザーはこう思っているよ!っていう優しいアドバイスです。
最終的にはビザを取得できましたが、これで入国拒否されたらこのブログの成果も。。。泣
【2025年最新版】アメリカ観光ビザの申請から取得までの手順【取得まで3か月!!】
B2ビザ取得に3か月かかりました。申請も大変です。
今回申し込むのは、B1/2ビザ(観光とビジネスのビザ)です。ビジネスと観光はセットになるらしいので、これでOK
で、申し込む前に伝えたいことがあります。
これを理解したうえで、覚悟を決めて申し込みをしましょう。

これがビザ取得の流れです。一見わかりやすいが、、、大変なのはやってみればわかります。
参考ですが、グアムの申請のほうがわかりやすい。なぞ。
【5ステップ!】実際にアメリカ観光ビザ(B2)を申請!!
【ステップ①】申請書(DS-160)の申請
Nonimmigrant Visa – Instructions Page
まずはこのサイトでDS-160というオンライン申請を行います。
申請内容としては名前や住所、アメリカに友人居る?過去5年の渡航歴、犯罪歴などを入力します。
また、過去5年につかったメールアドレス、SNSのアカウントなども入れていきます。
一見普通じゃんと思いきや、項目数が多いので大変です。
また、英語で文章が書かれており、カーソルを上に置くと日本語に翻訳される設定ですが、自分は翻訳されなかったです。
そして、過去5年の渡航国を入力する欄があります。自分は70か国だったためかなり時間を要しました。
合計大体2~3時間かかりました。ちなみに途中データを保存可能ですので、こまめに保存するのとともに、複数日に分けて入力も可能です。自分は途中で回線エラーで渡航国入力が消えた。。。
データ復元の際は、AAから始まる番号をメモしておく必要があります。というか復元しなくてもメモしておきましょう。
どーなってんだ、アメリカ!(申請部分)
申請の部分でおいおいどーなってんだ!アメリカ!っていう部分(愚痴。正しくはアドバイス)を話します。
そもそもビザ申請のやり方がわかりにくいです。ぱっと見、項目になっているのでいけるのかなーって思いきやわかりにくい。
在日アメリカ大使館(東京)がやっているYoutube。
これに申請方法のガイドがあります。おおー、わかりやすいじゃないか!って思いますが、8年前の内容です。
大きくは変わってないと思いますが、今とは違うというか、困ったぞ!っていう部分に対応していません。。。
そして、翻訳機能が機能していないというおいおい、先進国よな?という状態。これは自分のPC環境が原因かもしれませんが。
便宜上なのか、アメリカの友人は?連絡先は?というのはわかります。
が、ないならあなたが行く予定のお店や施設、、、を入力してください。ってあるんです。
おいおい、しらねーよ。なに?Googlemapで調べたドーナツ屋でも入力すればいいんか?って。
自分はグランドキャニオンに行きたいと思っているので入力しようと思ったら、電話番号がなくて終了しました。そりゃーそーだ。
代わりにユニバーサルスタジオ(テーマパーク)を入れておきました。
はたまた、渡航数入力も1つずつ入れることになり、+を押して項目を追加しては、国名を選択という流れは大変です。
途中フリーズして、入力していた国が消えました。。。
さらに思うのはメールアドレスを入力するのですが、一切メールは届きません。
以前、パキスタンビザを申請したときはしっかり申請の番号を表示した受け付けましたというようなメールが来ましたが、アメリカでは来ませんでした。
なので、AAから始まる番号は「メモ」しておく必要があります。
自分は過去にインド、パキスタン、ロシアなどのビザを申請したことがありますが、一番面倒なインドよりも大変に感じました。
【ステップ②】お支払い

申請が済んだら、続いてお支払いです。185ドルですが、そのときのレートで現地国の通貨で換算し決済(日本円払い)となります。
うーん、いろんな国行ったけど、一番ビザ代が高い。泣
ウガンダ、ルワンダ、ケニアの3か国を回れる東アフリカ観光ビザが100ドルだったな。

これもわかりにくいです。というのも、この画面にすーっとどこを押せば決済ページになるのかわかりにくい。
じっくり読めばわかりますが、文章途中の「プロファイル」をクリックして、別ページに行くことになります。

そして、ここでも会員登録をします。
そのまま質問を回答したりして進めていって決済完了です。決済完了メールが届きます(こっちは!)
どーなってんだ、アメリカ!(決済部分)
会員登録から思っていたんです。

これ公式なの?って。一応、下記の信頼性のあるサイトからのリンクなんですけど。。。
「https://www.ustraveldocs.com/jp/ja」 URLがこれですよ。普通に見たら怪しさがあります。
Googleで「カンボジア ビザ」と検索して最初に表示されるスポンサー広告が偽の詐欺サイトだった
— カンボジア太郎 (@Cambodiataro) October 26, 2024
フィッシング詐欺の可能性があるので、検索結果の「スポンサー」には要注意https://t.co/8lxKAyeZsQ pic.twitter.com/lNDPLD20Fy
実はビザ申請の詐欺って結構あるんです。これが公式サイトでーす!っていう雰囲気のページで実は詐欺?(ビザ代+手数料の手数料を払う必要になってしまう)サイトも存在します。
参考までに自分はブログなどではなく、信頼性のあるサイトからビザ申請ページを開くようにしています。(各大使館ページ、ANAやJAL、HISやJTB,日本橋夢屋など)

そしてプロファイルをクリックするとこのページ。なんだろ怪しさしか感じない。。。
でもこれであっているんですねー。
で、さらに怪しく感じでしまうのが、決済時の請求会社名です。メールで決済完了が届くんですが、Ayobasという謎会社。受け取り時の場所の会社でもあるようですが。。。
調べてみると、公式の会社らしいです。疑わしく感じますが。。。おいおい、アメリカさんよ。
【ステップ③】面接予約

決済を行ったサイトから支払いが完了すると、先ほどの決済サイトで面接予約が可能になります。
現在6月下旬ですが、一番早くて空きがあるのが10月の下旬。つまり、4か月先です。
一応予約をしておきました。だって、いつになっても日程が決まらないから。
おいおい、かなーり先じゃないか!ってことで、ビザ取得が必要な方は早く動く必要があります。
で、早朝目が覚めてしまったので開いてみたら、9月中旬に空きが出てたので移動させました。それでも3か月後。
もしかしたら、夜中に日程の修正が行われるのかも。とはいえ、普通誰かがキャンセルしたら空くというシステムな気もしなくもないのでわからんけど。

スマホで予約できたほうがお手軽よねーって開いたらこの画面。。。
ブラウザ(使っているのはBing)にもよるのかもしれませんが、スマホサイズに自動的になりません。
これだけならいいんですが、横にスクロール不可!!!
つまり、日付はわかりますが、時間は不明。。。ギャンブル的な状態です。笑
そのため、パソコンから予約する必要があります。厳しい!!
自分の都合により、9月の面接は行けなくなりました。それで8月の上旬に面接予約を変更して、10月下旬にしました。それでも3か月先の話。
【ステップ④】大使館で面接
大使館に行く前に荷物のチェック。※人によって違うので自分で確認してね。
こんな感じです。証明写真は大使館内にあるので、なんとかなります。あと切る必要はないです。スキャンするためのようなので。
一応書類にはその他申請に必要なものって書かれていましたが、自分は持っていきませんでした。
さてさて、予約先が約3か月という超人気店であるアメリカ合衆国大使館(東京)に面接に。予約時刻の5分前に到着。
本日の流れとして
という流れ。合計1時間くらいでした。
まず大使館に行くわけですが、大使館周囲には警察だらけです。大使館に近づこうとすると「どういった理由ですか?」と質問されます。
もちろん、ビザ取得のためなので問題なく通してくれますが、理由がダメだと通してくれません。
自分は帰りに傘を忘れて戻ろうとしたら、警察から無線で通していいですか?という連絡をして、OKが出てから行けました。
ちなみにこれは聞いたら日常的にこうなんだって話。これくらい厳重なんだそう。
さて、手荷物検査。大きい荷物は持ち込めません。あと、PCなどのデバイスもNG。本や飲み物など電子機器類以外はもちこめました。
続いて、流れに従って書類確認。ただ、書類がそろっているかのチェックです。
次は書類審査。ただ書類を渡すだけ。その次も指紋採取も書類を渡して、指紋採取して終わり。
最後に面接。面接というと何だろう、審査官と各部屋で「〇人対自分」のようなイメージですが、横に並んだ窓口越しでの面接です。チケットくださいという感じです。
普通にほかの面接内容も聞こえます。私は○○の会社をやっていてーとか。
そして気になるであろう面接は、日本語OKです。
英語とどっちがいい?と聞かれました。自分は英語でよろ!って感じです。相手の母国語と合わせるのためです。
質問内容は、どんくらいアメリカ行くの?どこ行くの?日本に住んでるの?仕事は?どうしてビザいるの?イランにどれくらいいたの?キューバどれくらいいたの?どうして行ったの?
(アメリカで仕事するの?×4)と何回も聞かれた。
おそらく、アメリカとしても不法滞在され、仕事をされると困るんでしょう。もちろんそれはビザの範囲外なのでいけませんしね(ただし今回取得するB2ビザと合わせて取得となるB1はビジネスのビザなんだよな)
もしかしたら、アメリカンドリームを狙って入国するひとが多いのかもな。
そんなこんなで所要10分くらいで終了。ビザOKだから、1週間くらいでメールで受け取りの内容送るね!って感じでした。※実際はもっと数日でメール来た。
これでビザの面接終了です。
余談ですが、列に並んでいるときに、芸能人のかたをお見掛けしました。
そうだよね、彼らは特に仕事で行くことも多いでしょうし、芸能人だからビザ不要ってこともないですからね。
【最終ステップ】ビザの受け取り
面接を行った日から2日後に、決済したときのサイトであるAyobas社から大使館からパスポート受け取ったぜ!だから受け取りに来てな。っていうメールが来ました。

いいけどさ、全文英語なんだよな。
受け取り方法は、直接Ayobas社へ行く方法と郵送があります。郵送はこの段階でも支払えば対応してくれるとのこと。大体3000円くらいらしいです。
直接受け取りの場合は、メールにあるように下記の準備が必要。足りないと受け取れません。
- 政府発行の写真付き身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、在留カードな ど)
- UID番号(面接予約の紙にバーコードがあり、その番号)※番号が分かればOK
- DS160番号(同上)※実際は不要だった
- Ayobas社からのメール(こちらは記載なかったが必須だった)
受取時間はメールに記載の通り、9:15~13:00(平日のみ)で、事前の連絡は不要です。
特に〇日までに来いよ!って書いてないので、都合のいい日程で行けばいいんじゃないでしょうか。
受け取り場所は、Ayobas社なので面接をやったアメリカ合衆国大使館ではないです。ちょいと離れた東京の新宿四谷になります。
建物前で警備員にビザ受け取りか?と聞かれ、そうですと答えたら通してくれました。ここも厳重なのか?
あとは窓口で上に書いてあるものを提示して、受領サインでパスポートを受け取れます。5分くらいで終わります。

という感じで、アメリカ合衆国B1/B2ビザが手に入りました。10年期間有効です。
まとめ
ということで、アメリカ大使館で、観光ビザ(B2)を取得した話でした。
うーん、3か月も取得に時間かかったんかい。。。ほぼ面接までのはなしだけども。



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