【日本と深い関係が】トルコ・イズミルを歩く【海がきれい】

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トルコ

メルハバ、世界一周しているほしけんです。

前回、アゼルバイジャンのバクーから飛行機でトルコのイズミルまで来ました。今回はこの続き、空港から市内へ移動し、街を観光し、次の町カッパドキア(ギョレメ)まで夜行バスで移動について。

【カード購入】イズミルの空港から市内へ。

空港から市内へは20km程度。電車があるので、それに乗っていきます。

この駅に行きたい!といったら、カードと料金含め110トルコリラ(550円)カード代は75のようです。

くそー、またカード作らされたぜ。こういうシステムやめてもらっていいですか?せめてカード返す時に返金してほしい。

という感じで市内へ。

時刻は21時過ぎ。駅から歩きますが、暗く、人もおらずちょっと怖かった。こういうフライトの時は空港泊がいいでしょうね。

ホテル:Lotus Garden Hostel

ロータス ガーデン ホステル イズミル · Altınordu, no:, 961. Sk. No:4, 35240 Konak/İzmir, トルコ
★★★★☆ · ホステル

自然に囲まれたーと感じるようなホテル。1泊16€(2800円)と高い。。。というかトルコ全体的にホテル代が高いんです。

ねこさんとこねこさんが大量にいます。ぴょんぴょこはねています。

ホテルの話に戻りましょう。。。って思ったんですが、猫以外の記憶が全くないです。すいません。まぁ、よかったですよ。

ホテル近くにはこういった通りになってるので、買い物便利。

【日本と意外な関係】イズミルの町を歩く。

さて、イズミルの町を歩きます。イズミルは海に面していて、これが実は日本と大きく関係があります。

日本にトルコの使者が乗っていたエルトゥールル号。これが日本に無事到着し、トルコに戻るわけですが、日本で台風に巻き込まれ沈没。船員も多くなくなります。これをエルトゥールル号事件と言ったりします。

で、そこにいた村の人たちは、見知らぬトルコ人を救出。これがのちに大きな影響を及ぼすのです。

多くの犠牲者を出したものの救出できたトルコ人は、元気になり、トルコに戻ります。この時天皇は日本の船を手配し、トルコまで送り届けるのです。

で、イズミルの関係なのですが、本来はイスタンブールへ送る予定でしたが、トルコ側はイスタンブールへは船をつけてはだめ!(おそらく重要都市だから?)ということで、イズミルで船員を降ろすことになるのです(というのがイズミルという場所)

ですが、トルコの国王?は救出してくれ、送り届けてくれた日本に対してその態度はおかしいではないか!ということで、イスタンブールへ船の入港を認めるのです。

で、日本人はトルコ人の歓迎を受けるわけですね。彼らが泊まった場所がトプカピ宮殿だったはずです。

時は経ち、イランイラク戦争が起こります。イラクはイラン上空を飛ぶ飛行機に対して無差別攻撃を宣言!イランにいる日本人は脱出しなければならない。

ですが、本来日本の政府や企業が救援便を出すはずですが、危険だから出せないなどという判断になります。時間的問題もあったでしょうけど、なんとも悲しい話です。

海外では国が何とかしてくれるという考えがあるようですが、日本では海外では日本国に頼ってはいけないという考えです。これは過去に起こった紛争などでも同様です。

話はそれますが、現在の法律が変わったかもしれませんが、そもそも自衛隊は安全である地域、そして、国が問題ないなどといった回答をしないといけないルールになっているようです。

紛争が起こっている場合、そもそも国(というか政府)が存在するわけではありませんから、問題ないの回答は得るのは難しいでしょうし、そもそも安全でないから救出に行くのに、安全でないと救出に行かないというのは矛盾しています。

つまり、日本国に救出を求めるは無理となり、諸外国の救援部隊に席を分けてもらうなどが一般的です。。。悲しいですが日本の現状です。

だいぶそれてしまいましたが、イランに残された日本人を救出するべく、トルコがエルトゥールル号事件を思い出せ!彼らには恩がある!

ということで、彼らもリスクがありながらもトルコ航空の救援便がイランで日本人を救出するわけですね。

さらに別の目線で言えば、イランにトルコ人もいます。が、彼らはあの時の恩だ!我々は陸路でトルコに移動するよ!っていう感じ。

通常、自分の命が危機にさらされたら、まず自分たちを救出だろう!と思うでしょうが、そういう考えはなかったようです。

ま、話は長くなりましたが、トルコとの関係。そして、イズミルの関係はこういったところにつながるのです。

さらにエルトゥールル号事件ののち、日本人が日本の心を教えるべくトルコに移住、そして生徒に初代大統領のアタチュルクさんがいて、日露戦争で艦隊を日本軍が打ち破ることにつながるという話は残念ですがここでは省略です。

海辺には路線列車があるようです。なんだかレトロな感じでいいですね。ここでのんびりしていました。ここ周辺には市場もあります。

新しい街並み、古き良きが残る市場、海。そんな世界がまとまっているのがここなのです。

次は高台へ。途中、現地民に話しかけられ、どうした?と聞かれたので、高台に行きたいんんだー!っていったら、こっちだよーという親切。

無事高台に到着。ほー、これがイズミルの町か。上のエルトゥールル号事件の話を思うと感慨深い。

おそらく牛肉のトマト煮。おいしくはなかったが。50トルコリラ(275円)

ケバブ25トルコリラ(130円)くらい

激アマすぎるチュロス。紅茶と食べないと持たないレベルの甘さ。。。

イズミルからカッパドキア(ギョレメ)への夜行バス

イズミルのバスターミナルは市内から離れていて、市内にあるバス会社を利用すると無料で送迎もしてくれます。

いろいろ聞きまわって450トルコリラ(2500円)だったんですが、残念ながらギョレメ直のバスではなく、大通りで降ろされるやつでした。

ここがバスターミナルですが、チケットは買ってあるので関係ないです。

特にどこまで行くのか確認した方がいいですね。自分もギョレメで聞いて、この結果だったので。

特に画像のように、ギョレメ行きでない場合は道路で降ろされる可能性があります。

バス内はこんな感じ。おそらく、1列+2列シートと広い。

まとめ

ということで、珍しく文章長め内容になりましたが、こういった関係があることをトルコ旅行前に知っておくべきでしょう。

トルコの人が親日であるというのはこういう関係からなのです。特にアタチュルクさんは日本を見習え!って言っていたり、教科書にエルトゥールル号事件のことを学ぶくらいのようなので(逆に日本ではどうなんでしょうか)

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