【キューバの英雄】ハバナでチェ・ゲバラについて学ぶ【カバーニャ要塞の行き方・格安フェリー】

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キューバ

オラ、世界一周しているほしけんです。

前回、ハバナの町を歩きました。社会主義という世界では特殊な国を歩くと、全然違う雰囲気で面白い。旅はしにくいですけどね。

今回はハバナからちょっと離れたカバーニャ要塞とチェゲバラのに行きたいと思います。

【キューバの英雄】ハバナでチェ・ゲバラについて学ぶ【カバーニャ要塞の行き方・格安フェリー】

【革命広場】ガイドブックに載っているチェ・ゲバラの場所へ。

まずは街から1時間くらい歩いていける広場に行きます。その広場の名は革命広場。

暇なのでてくてく歩いていきます。実はこの場所は空港から市内へ行くときのバスで見かけた場所なので、バスでも行けます。P12です。

それ以外もMini taxi ルート4とか22も中心部から行ける気がします。確か料金は10ペソとかかな。

ありました。革命広場。まずはフィデル・カストロ。そして、チェ・ゲバラ。

広場を挟んで、ホセ・マルティン。あまり日本人にとってはメジャーではないですが、スペイン占領下からの独立のときに活躍した人です。1ペソ紙幣に描かれています。

カストロやゲバラはアメリカからの独立ですね。ゲバラは3ペソ紙幣に描かれています。

紙幣の順位的な部分はわからんけど、この国では数値が小さいほど重要な人を書いているのだろうか。ちなみに、1ペソや3ペソは基本的に見かけるタイミングは少ないです。バス乗る時くらいでしょう。

なぜなら、大体お店の値段が10ペソ単位とかだからです。1ペソというと0.5円ですから、なかなかお店の値段には使われないようです。

クラシックカーもあるので、一緒に撮っておきました。個人的にお気に入り。

格安フェリーでカバーニャ城塞&チェ・ゲバラ博物館を目指す!

さて、ハバナの町で革命広場をみたあとはちょいと遠出をします。とはいえ、ちょっとフェリー乗っていくだけですけども。

まー、海外旅行において国別の難易度ってあるんですよ。英語が通じるか、字が読めるか、交通が分かりやすいかといったものです。

で、自分が思うに難易度が高くなる基準として一番は、情報があるかないか。と思っています。

検索して情報が出るならば、まー、イージーですよ。言語通じなかろうが、字が読めなかろうが、交通がわかりにくかろうが、でた情報をもとにすすめればいいので。

キューバはどちらかというと旅行者が少ない(日本語話者で)と思うので、情報が薄い。

そのため、ちょっとしたところに行くのだって、難易度が高いのです。バスどれ乗れば?というかバスあるの?ってね。

こうなると、現地の人に聞いて答えを探すしかない。自分は逆にゲーム攻略するような感覚で旅しているので、逆に燃えますが。ただ面倒なので嫌なんですがね。。。

格安フェリーでカバーニャ要塞のあるカサブランカへ。

今回はカバーニャ要塞というハバナ中心部から川を越えた場所に行きます。

どうやらカバーニャ要塞へは橋を渡っていく必要があると。歩いて言った感じ、橋というよりも地下トンネルっぽい気がした。しかし、橋は車しか通行できず、バスもあるけど本数が少ないらしい。

タクシーはどうやら往復10ドル程度するらしく、そんな余裕はない!笑

うーん、どうしたものかと地図を見ていると、フェリーがあるではないですか。おそらく地元民が使うものでしょうから安いはず!ということで、フェリーターミナルへ。

近くにそれっぽいターミナルがあるんですが、それではなく、こちら。

話を聞くと、カバーニャ要塞がある向こう岸(カサブランカ)へフェリーがあるということ。カサブランカから歩いて20分もかからず要塞へは行けます。

なので、実際に乗ってカサブランカへ。料金は片道5ペソ(2.5円)と激安!カサブランカともう一つの場所を往復している感じなので、よく行き先を確認してくださいな。

別の言い方をすれば、ハバナ→カサブランカ→ハバナ→もう一つ→ハバナ(繰り返し)というルートらしい。

どうですか?難しいゲームも攻略した気分です。はっはっはー、という気持ちでフェリー移動中でした。

カサブランカに到着。

帰りも同じなので時刻表だけ乗せておきます。30分に1本で、夜もやっているようです。

帰りのフェリーでパン売りが乗ってきたので、買っておきました。クッキー見たいなやつがおいしかった。60ペソ(30円)

チェ・ゲバラの博物館へ。

カサブランカから歩くと、大きな銅像がいます。

ここからハバナの町を見下ろせます。

そして、反対側にはチェ・ゲバラの博物館があります。建物にCheと書かれています。

もともと博物館ではなく、チェ・ゲバラが使っていた屋敷のようですね。

入場料は200ペソ(100円)と良心的。しかし、入ってみると価格以上の価値のある場所でした。

まずはチェ・ゲバラが使っていた机など。ほー、ここで考えごとをしてたんでしょう。指揮官ですからね(後述)

そして、彼の人生について紹介があります(主に成人~死ですが)

彼は大学生の時、アルゼンチンのブエノスアイレスにある大学で医者の勉強をしていました。

そして、学生の間にバイクで南米を旅し、先日行ったペルーのサンパブロでハンセン病の施設を訪れます。これはペルーのイキトスから2泊3日のフェリー移動で見かけた街です。

のちにいろいろあり、キューバ革命をともにする仲間であるカストロなどと出会い。キューバの革命軍のいち医療員として加入します。

ゲバラはいち隊員でしたが、実力や貢献をして、カストロなどと並ぶ人間になります。戦闘訓練も積んで、教える立場にもなったよう。

彼はキューバで革命を成功させた後、代表としていろんな国に渡航。これには日本も含まれます。どううやらキューバの特産である砂糖を買ってほしいという感じ。

日本に行ったときに原爆の被害にあった広島に行き、こんなことされて君たちは怒らないのか!といったらしいです。

確かに日本人として、原爆を打たせたのは(別の言い方をすれば、アメリカと戦争状態になったのは)日本が真珠湾を攻撃したことから始まります。

そう学んできた自分たちからすれば、日本がきっかけなのだから日本が悪い。そういうイメージもあるでしょう。

ゲバラの発言が正しいとはわかりませんが、こういう逆の意見というのも大切にしたいですね。

この時らへんに、次に行くカバーニャ要塞(この建物の付近にある)のトップ(指揮官:コマンダンテ)となります。

その後、外交先のソ連からゲバラを官僚から外せということとなり、外れたのち、アフリカのコンゴでも活動.

そして、ボリビアでゲリラとして参戦したときにつかまり、処刑されます。

当時ウルグアイのパスポート(偽?)を使っていたようですが、全くの別人過ぎてだれだこいつ!って写真を撮り忘れました。のちに調べるとゲバラの偽装写真だったよう。

というのが彼の生涯でした。とても生き様がかっこいい。

日本ではチェ・ゲバラという名で知られていますが、チェとは愛称なので本名はエルネスト・ゲバラです。

彼が使っていたカメラ。ニコン製。なんだか日本人としてうれしい。

そして、彼が病気になった時、フィデル・カストロはお前は病気を治せ、お前は大切だ!っていう話をしてたようです。ここが寝室の再現。

というか、チェ・ゲバラはアルゼンチンの人なんですよ。机の上にあれ?マテ茶の容器とマテ茶用のお湯ボトルではないですか!これはアルゼンチン人。。。

あらあら、世界一周しててこういったつながりが出てくるなんて面白いではないですか。多分普通にキューバ来ただけだとわからんことですね。

また彼はとても多趣味だったよう。子供の時から喘息もちだったようですが、運動も好きで、本を読むのも好きで、チェスもかなりの腕前だったよう。

どーでもいいんですが、いろいろ見て回って最後の部屋に、、、と思ったらおばちゃんが寝ていました。どうやらおばちゃんはチケット回収係のようです。。。なにしてんだ、観光終えちゃってたぞ。

カバーニャ要塞とキューバ危機

さて、チェ・ゲバラの博物館を終え、次の目的地カバーニャ要塞です。先ほどのゲバラが指揮官となった場所ですね。

途中で、戦争兵器がずらーりと並んでいます。ふーんとみているとありますね、ロケット。これ読んだ感じ、キューバ危機の原因となった核弾頭です。nuclear(核)と書かれていますからね。

キューバ危機というのは、アメリカと当時対立していたソ連。そんなソ連とキューバが手を組み、ソ連の核爆弾をキューバに配置するということがありました。

キューバからアメリカ本土へ核弾頭を打てる距離というわけですね。ソ連からは届きませんが、キューバからは届くわけです。

アメリカからすれば、やべー状態。なんといってもニューヨークだってワシントンだって狙える距離に核があるのですから。

別の言い方をすれば、第三次世界大戦になりかねない。ちなみにアメリカはトルコに核爆弾を設置しています。そのため、キューバ周辺を海上封鎖し、ロケットなどを運べないようにします。

その間交渉し、ソ連と和解(話によればアメリカがトルコに配置した核弾頭を撤去)し、キューバから核弾頭は撤去され、第3次世界大戦は回避されたのでした。

キューバ危機 – Wikipedia

ちなみにここは無料ですが、近くにチケット売り場に似た小屋があり、金くれ!って言ってくるんですが、無視でOKです。

そして、カバーニャ要塞。

ここにはチェ・ゲバラの指揮官の部屋が別であるんで、それ目的で来たのに開いてませんでした。チケット売り場でコマンダンテデゲバラ?(ゲバラの指令室?)と聞いたのに!!!

入場料は200ペソ(100円)なので、、、許すかい!社会主義でテキトーに働いてもいいけどね、嘘はいかんよ。

城塞内部は小さな町のようになっていますね。

城塞なので大砲などが並んでいます。言えることはこれくらいですね。

日時計があるんですが、完全に時間が違うんですよね。。。現在12:30なんですよ。

そして、一応なんで?と思うような原始時代の模型があるんですが、攻城兵器の門を開けるための奴があったんです。

見てみると、ぶつける部分に羊の頭が。。。笑

建物内にはお土産屋があったりしますが、何だろう社会主義のせいか全く工夫のないというか、センスがないというか。。。

まとめ

ということで、格安フェリーでいく!カバーニャ要塞とチェ・ゲバラの博物館観光でした。

すごい好きというわけではないですが、チェ・ゲバラという人間はかっこいいと思っている人間なので知れてよかった。ぜひとも行きたい場所ですね、格安で行けますし。

読んでくれて、グラシアス!

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