サラーム、世界一周しているほしけんです。
前回、ビシュケクからカラコルまで移動してきて、カラコルの町について紹介しました。
カラコルに来た目的は、黄金の温泉という意味のアラティン・アラシャンという街に行くこと。そして、アラティンアラシャンからアラカル湖へ行くことです。
というかぶっちゃけキルギス最高かよ!って思えたのが、この経験があったからと思います。ぜひともキルギス来たならここにも行ってください!
今回はカラコルからアラティン・アラシャンへのトレッキングについて紹介していきます。
【黄金の温泉】アラティン・アラシャンへ行き方【トレッキング】
アラティンアラシャンは山の中にあります。
①カラコルから350番バスで途中まで行く。
②バス下車してから、アラティンアラシャンへトレッキング
というのが流れになります。
通常、トレッキング時間は5時間と言われていますが、ぶっちゃけ足場の悪い道を歩くだけという感じですし、道も案内があり、Googlemapにも道が乗っているものです。
アラティン・アラシャンの行き方。
— ほしけん🇯🇵世界一周かんりょ! (@freetravel_guy) August 2, 2023
・行き方
カラコルから350番バスで、リンクまでいく。35ソムhttps://t.co/cYuRQLCpen
・時間
約5h。と言われてるが、自分は休憩1hの計4hでした。
・レベル
町中の散歩よりキツイかなーレベル。基本平坦で道が悪いだけ。 pic.twitter.com/9i7DvmyCGs
まずは麓の分岐点まで350番バスで移動する。
ふもとの分岐までは350番バスで行きます。バスはここを通るので待っててください。料金は35ソム(55円)
出発は9:30でした。
分岐点に着いたら、下車してください。帰りのバスもここを通りますので、ここで待機してください。ここに到着したのが10:15。
この看板を右に行ってください。アラティンアラシャンまでは15kmです。
アラティンアラシャンまでトレッキング
アラティンアラシャンまでの道は正直言って距離こそありますが、道は登りがきついということなどはないです。
ただ道が舗装されているわけでないので、悪いということは言えますが。
残りの距離が書いてある看板があります。たしかこのあとで一番きつい坂があるはずです。
確かここらへんで休憩スポットがあったはずです。自分は途中で出会った韓国人ファミリー(奥さん、子供+ガイド)と仲良くなり、一緒にご飯を食べました。
が、ガイドが持ってきた魚の缶詰を子供が気に食わないのかいらんと言い、奥さんはおなか一杯というので、なぜか全部自分が食べることになります。
この奥さんは子供にいろんな世界を見て、自分で考えてほしいということでこのキルギスを旅行しているんだそう。
自分もこの考えは同意しますね。世間やネットの情報って正解のようで正解でないときがあるんです。
自分が見たもので、どう捉え、どう考え、どう判断するかというのが重要だとおもんですよね。
世間一般では○○だよねー、というのは考え方として、判断手段としては恐ろしいです。
自分で判断するために、いろんなものを自分の目で確かめるのが大切なのです。
ということで残り1kmです。時刻は13:40(出発から3時間半)
おお、何かうっすら見えてきた!
おぉー、アラティンアラシャンについた!
ということで、ホテルを目指しますが、文章の構成上、ここで一気にアラティンアラシャンの風景を見せておきます。
遊牧用のおうち、ユルタがあります。
アラティンアラシャンではトイレはぼっとん便所なんですが、それですら素晴らしい景色と感じてしまう。。。
ホテル
アラティンアラシャンでは基本的にはユルタに泊まることになりますが、場所によってはいわゆるホテルもあります。
自分はユルタに泊まってみたいので、ユルタ一択!
場所的にはここなんですが、ホテル名はなかったような気がします。
川を橋で渡ってすぐのところです。
宿泊700ソム(1000円)、朝食400ソム、夕食600ソム、温泉200ソム。 wifiなし(基本他のところもない)、お茶とお湯無料、お菓子くれる。
という内容です。ただここにオーナーの娘さん(大学生)が休みか何かで手伝いに来てて、暇つぶしにお話をしていました。
ネットがないので、暇なのです。なのでこういった話し相手は本当にありがたかったです。
特に、キルギスに住む彼女もイスラム教。イスラム教の女性に話すって意外と難しくて、場合によっては拒否されます。
が、この地域柄(彼女もネット使いたいがないから暇)なので、話し相手を探していたそう。ちなみに英語が話せます。
なので、なんでイスラム教を選んだの?とか普通では聞けないようなことが聞けました。
この回答を聞いてから思ったのは、イスラム教を信仰するためになった(自身で選択した)というよりも、家族がそうだったからという感じな雰囲気でした。
ま、わからなくはないですね。両親が阪神ファンの中、娘の自分が巨人ファンという感じでしょうか。自分は野球について全く知らないですけど。
あと、ここの村は冬になると撤退するらしいです。この時期ですら寒いですから。
話はユルタに戻りまして、地べた(もちろん防水シートがある)に薄い布団を重ねたものという感じ。
また、簡易的に組み立てられるような奴です。
実はこの上の部分、キルギスの国旗にあるんですよね。あと、自分が泊まった時、ここに大量の虫がいて、殺虫スプレーで大量にやってやりました。
温泉はこの時は利用せずに、次の日に行くアラカル湖の後に入りました。これが黄金の温泉ですわ。
ちなみに、ホテルの娘さんに聞くと、キルギスのひとは日本人に似ていて、元のルーツは同じで、魚好きが日本へ、肉好きがキルギスへいったという逸話がキルギスにはあるそう。
また、温泉も入るし、顔つきも実は結構日本人に似ています。なんだか親近感わきます。
夕飯を注文しました。どういった手料理が食べれるんだろうということで楽しみだったんですよね。
どうやらこれらの食材はカラコルから車で運ばれたもので、ここで採れるものはないよう。しいて言うなら馬とかかなーという感じ。
とてもおいしかったです。が、外が寒いのですぐ冷めました。。。
600ソムなので1000円くらい。高いかどうかは各々判断に任せますが、どうでしょう、自分は高いとは思いましたが、あぁ食材を恵んでもらっているという感覚を覚えました。
日頃、スーパーに行けば食べ物があるなーんて世界ではないのです。そう感じれただけでも高くなかったでしょう。
あと、ここ周辺を乗馬することも可能です。1時間1200ソム(1900円)なので、自分としては安いと思います。
こんな景色の中、乗馬できるなんて最高ではないですか?
前回ビシュケクの農場内を同じところ走っただけで1000ソムでしたから。
まとめ
ということで、カラコルからアラティンアラシャンへのトレッキングでした。
世界一周していて、キルギスのアラティンアラシャンは行ってよかったところの上位にランクインする場所です。
カザフスタン人がキルギス?自然しかないよ!なーんて言っていましたが、素晴らしい自然がありました。
次に行くアラカル湖は結構ハードですが、アラティンアラシャンまではきつくないのでぜひとも行ってほしいものです。
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