ナマステ、世界一周しているほしけんです。
前回、バンガロールに到着し、街中を観光、そして、次の町であるレーに飛行機で飛んでいきました。
今回はこの続きであるインドなんだけどインドでないラダック・レーを観光していきます。
が、行きたかったところがあってきたんですが、あるトラブルでいけず。。。
【インドなんだけどインドじゃない!?】インド北部ラダック・レーを観光【ビザがトラブルの種に】
レーはインドの北部にある街です。レーは町の名前ですが、この地域一帯をラダックとか言います。もしくはカシミール地方なーんて行ったりもします。
あれ、何か聞き覚えが。。。そう、カシミアセーターなどの生産地なんですね。そういうさむーい地域になります。
が、ここ陸路でも行けなくはないのですが、基本的に山に囲まれています。なので、インドなんですけど、インドではない雰囲気なんですよね。
そして、インドではない雰囲気である関係なのか、トラブルの種にもなる場所なのです。
まずは空港から市内へ。
前回レーの空港に到着したまでをお話ししました。とても天気がいいですね。
レー空港に到着すると、コロナワクチンの証明書の提示が必要でした。インドの入国では不要でしたが、国際線でもないのにここで提示するとは。一応持ってきてよかった。
空港から市内へはバスもありますが、大した距離ではないので歩いていきます。こういった天気がいい日は歩くのに限ります。
バスに乗る場合は、メインの通りにいればバスが来ると思います。
インドじゃないインド!?の町をぶらり
レーのメインの通りに来ました。ん?なんだか雰囲気がインドっぽくないですね。
特にカラフルな旗は、過去にどこかで見たような。。。
街中にはこういったマニ車があります。これって、、、そうこれは(チベット)仏教なんですよね。
インドは基本的にヒンドゥー教の国。しかし、ここでは仏教なんです。カラフルな旗やマニ車は以前行ったネパールのエベレストなどと同じです。
とはいえラダック全体で見れば、イスラム教が一番、次にチベット仏教、3番目にヒンドゥー教の人口の割合が多いそうです。
また、人の顔つきもインド人ではなく、どちらかというと浅黒い日本人のような感じ(浅黒いのは標高が高く日焼けしているからでしょう)
というインドではないインドなんですね。
レーの標高は3000mと富士山には届きませんが、かなり標高は高い街です。なので飛行機で行く場合は高山病に注意が必要です。
特に到着日、さて、観光だ!なーんてことをするといけないので、ホテルで寝ずにゆったりするのが正解です。
かくいう私は歩いてましたけどね。。。
うしさんの毛も寒いせいかもっふもっふしています。
これがレーの街並み。こんなにも多くの人がいるんですね。そして、奥に見えるヒマラヤ山脈でしょうか、これがきれいです。
街を歩いていると、this road belongs to armyと書いています。
これの意味合いとしては、この道路は軍隊に属しています。別の言い方をすれば、軍隊が利用しますよ(というか軍が使うのがメインだからねー)ということです。
うーん、なんともこの町には何かありそうです。これがのちに関係してくるのですが。
パンゴッツォに行きたいが、ビザの関係で許可下りず。
さてさて、自分がレーに来た理由は、1つ、インド映画のきっとうまくいくのラストシーン、ある湖がロケ地になっています。その湖をパンゴッツォ(pangong lake)と言います。
上のバス情報ではあるんだけど、Closeとなっているので停止中ってことですね。
で、ファンとしていきたいんですね。がうえでも書いた通り、バスはないのでツアー会社で行くことにします。
街中にはこういったツアー会社があるので、ここで話を聞き、インドの日本車工場で働くインド人と行くことになります。
インド人ですが、日本の会社で働いているため、日本語も若干話せ、礼儀もあるのでありがたい。
ということで、いざ!というわけなんですが、実はパンゴッツォに行くには許可証が必要なんですね。
ツアー会社の人に、行く前に許可証を手に入れるからパスポートを預けてくれ。。。
でも、お前のビザ『ジャーナリストビザ』なんだよなー、確認するわ。と。
、、、
やっぱりだめだ!事務局で許可をもらってきてくれ!ってなります。
- ジャーナリストビザとは、報道関係などに関する人が取得するビザ
- ただし、報道関係でもなく、旅行と関係のない業務であっても、ジャーナリストビザになることがあります。自分は当時ライターとして仕事(旅行とは関係のない執筆内容)をしていたため、ジャーナリストビザと判定されました。
- そのため、報道関係ではない、写真家、ユーチューバーやインフルエンサーも含まれる可能性があります。
- ジャーナリストビザの場合、企業の紹介状などが必要ですが、自分はインド国内で業務をしないことを条件に紹介状なくビザが発給されています。
- ジャーナリストビザの場合、観光ビザと異なり、シングルや滞在期限も短いものになります。
ジャーナリストビザ?と思った人のために、ちょっと情報を書いておきます。
という感じで実はジャーナリストビザでインドに入国していたんですね。
旅行会社に教えてもらった許可証の発行場所に行って、上官に話しましたが、ジャーナリストビザでは発行できない!となり、パンゴッツォには行くことができませんでした。
で、上に軍の道路だよーって書いてある話をしました。軍用車も時折見かけました。
というのも、この地域Googlemapで見ると、点線で分かれています。これの意味は、国境が定まっていないということを意味します。
で、この地域はパキスタンとインド(と中国)の奪い合いが起こっており、ラダックから先に進んだ町には過去にインド領だったりパキスタン領だったり、、、という街もあるのです。
いまだにパキスタンとの争いがある地域なのです(外務省の渡航情報ではレーはレベル1で、国境に近づくと4)
自分の想像ではなりますが、この地域にはインドが隠したい、報道されたくないものがあり、そのため情報の制限をかけているのではないか?と思っているのです。
ま、戦争しているわけですから相手に情報が渡れば、被害が出て、場合によっては領土が奪われる可能性がありますからね。
その結果、自分は残念ながら許可証を手に入れることができず、行くことができませんでした。
余談ですが、インド人旅行者は国境の町までいくのが定番らしいです。念のため外務省の渡航情報ではレベル4ですので。。。
インドでチベット地方のご飯を食べる。
チベット地方で食べられているトゥクパ。150ルピー(240円)
寒い地域なので、こういったものが本当においしい。簡単に言えば餃子入りスープ。
チョーメンという焼きそば。これはインド内でも食べられています。というか中国の麺、日本のや生そばです。1つ100ルピー(160円)
ボリュームがあっておいしい。インドではベジタリアンが多いので(特に南部)ベジタリアンメニューがあります。
ペリペリという餃子。180ルピー(290円)
トゥクパにペリペリが入ったやつ。150ルピー(240円)
マトンカレー200ルピー(320円)
チャーハンとインスタント麺。ホテルで食べました。確か200ルピー(320円)
というのも、自分が滞在しているとき、デモがあってその日はレストランやらスーパーやらお休みだったんです。
警察の人に状況が変だったのでどういうこと?って聞いたら教えてくれました。
そして、えー、ごはん食べたいのに、、、と言ったら、俺のが残っていればあげたのになぁーという優しい人でした。
ホテル
gostop leh
現在は情報が見当たりませんので、テキトーに。1泊400ルピー(560円)
で清潔感がありますが、お湯は出なかったかな。そして、洗濯もNGでした。
???
ということになったので、別の場所に移動したのですがここも情報がなくなっています。。。
こちらはしっかりお湯も出るし、部屋に暖房器具が置かれていたため、シャワーを浴びた後のさむーいってのもなかったです。
が、この暖房器具がトラブルの種に。というのも、おじさんが泊まってて、靴下を暖房器具の上に置くんですね。
でそれはいいんですが、予想通り、焦げ臭くなるわけですよ。
そう、燃えたんですね。しかも、気づいたの自分です、歳だからか鼻が悪かったんでしょう。
そういった想像の付きやすいミスは止めてもらいたいものです。。。
何もせずにデリーへ戻る。
パンゴッツォに行けなくなったので、デリーに戻ることにしました。無駄にここで過ごすのはもったいないので。
デリーに戻ります。今回はLCCのスパイスジェット。料金は4200円。
なんですが、この航空会社は正直言って利用しない方が、、、と感じる部分が。
というのも普通にライフジャケットといった緊急時に重要なものも床に落ちてるんですね。おいおい、それでいいのか?と。
自分ならもう利用しないですね。
ヒマラヤ山脈が見える席に座るといいですよ。
まとめ
ということで、せっかくレーに来たのに全く何もできずに終了してしまいました。
インドって面倒くさい国だなーと感じてしまいましたね。ま、ビザ申し込んだときから面倒だったんですが。。。
次回はデリーを散策し、ジャイプールへ移動していきます。
読んでくれて、ダンニャバード!
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