こんにちは、世界一周しているほしけんです。
ザンビアのリビングストンから三大瀑布であるヴィクトリアフォールズを眺めながら、ジンバブエに入国しました。
で、ヴィクトリアフォールズという街に滞在したのですが、もともとジンバブエの通貨ってなに?という疑問がありました。
なぜなら、currencyという外貨の現在価格を表示するアプリを使っても、ジンバブエの通貨がないのです。
調べると、米ドルが使われているわけですが、ジンバブエドルという通貨もあるという。しかし、情報がない。
ということで、ジンバブエのヴィクトリアフォールズのホテル、通貨事情について調べてみました。
ジンバブエ・ヴィクトリアフォールズのホテルと通貨事情を紹介。
ホテル
Victoria Falls Backpackers Lodge
ヴィクトリアフォールズでは、このホテルに宿泊しました。
ここではテント泊が可能ということで、宿泊費の節約が可能です。
最初、料金を聞いたらドミトリー15ドル、テント10ドルということでしたが、ほかの有名なホテルであるshoestringsというところが、ドミトリー12ドルということを話したら、同額まで下げてくれました。
しかし、正直このホテルの立地は中心部から離れており悪いので、同額なら別のところに行くべきです。
で自分は考えました。テント泊も安くなるのでは?と。
聞いてみたらテント泊8ドルでいいということだったので決めました。もちろん、プールやらキッチンも利用できます。
ということで、ここがテントサイトになります。芝生の部分でテントを張れるので、ふわっとしていて快適です。
しかし、結果としてはドミトリーが良かったかなと思います。
なぜなら、ヴィクトリアフォールズが近くにあるこの町は、どうやら夜になると天候が悪くなる。
2日いましたが、2日とも雷が鳴っていました。これはヴィクトリアフォールズによるものだそう。
そのため、自分が泊まった日は雷だけでなく、小雨も降り、テントが濡れて中まで濡れてしまいました。
そのため、テント泊ができるがオススメはしないということです。
設備としてはwifi完備、温水、キッチンなど良好なのですが、同額であれば中心部に近いShoestringsにした方がいいと思います。
ジンバブエの基本通貨は米ドル。しかし、ジンバブエドルも存在。
ジンバブエは過去のハイパーインフレののち、米ドルがメインとして使われるようになります。
そして、2019年に米ドル=ジンバブエドルを発行しますが、本来等価レートであるはずがどんどん悪くなり、2024年の旅行時には1ドル=16000ジンバブエドル程度まで下がっています。
また、米ドルを日常的な決済に利用したことでの問題点として、1ドル=150円程度ですからこのアフリカの物価と合わないわけです。
例えば、アフリカでバスに乗った時、料金は大体50円くらい。つまり、1ドル以下。
しかし、ジンバブエでは米ドルが基本で使われるため、最小単位である1ドルが料金として請求されます。
つまり、通貨単位が米ドルであるため、物価が高く感じてしまうのです。
また、基本的にスーパーでは米ドル表記ですが、一部のスーパー(PicknPay)ではジンバブエドル表記になっています。
自分は試しに3000ジンバブエドル(0.2ドル程度)のものをレジに持っていき、1ドルで払ったら「おつりがない」と言われました。
レジの中をみても、通常お札やらコインがあるはずなのに、1つの枠に米ドル札が入っているだけ。
そんな状態なのです。
これはどういうことかというと、ジンバブエでは米ドルが使われているが、米ドルのコイン(1ドル以下)は取り扱っていないため、おつりがないのです。
そのため、1ドル分をレジに持っていって、1ドルで支払う必要が出てくるのです。これが非常に面倒。会計する前にいくらになるか計算する必要があるからです。
自分のときは、レジの人がなぜかそのことを言わずに、そのまま会計処理をしてしまい、その後そういうことだから、あと0.8ドル分持ってきてと言ってくるんですね。
そんなことを知らない自分がキャンセルしたいというと、お断りされました。アホかよと。しぶしぶ、保存のできるものを買いました。
というか、米ドルのおつりがなくてもいいのですが、せめてジンバブエドルでおつり出さないのかなと思うのは自分だけでしょうか。
ちなみに、このスーパーでは毎日米ドルに対するジンバブエドルのレートが出ています。
自分がジンバブエに滞在したのは、4日程度ですが初日のレートが大体15000でしたが、最終日には16600まで落ちていました。つまり、10%の目減り。
ホテルの人にも聞いたのですが、米ドルですべて支払え!ジンバブエドルなんかに両替なんてするな!と言われました。
つまり、そういうことです。日々価値が下がっていくから。
通貨というものは、所詮、信用。紙切れには何の価値もなく、ただ人間はそれに気づかず生活しているだけなのです。
ジンバブエドルは道の個人店などで利用ができる。
では、ジンバブエドルはあるのかというとあります。が、日常的にはなかなか見つけにくいです。
というのも、小さい道端の露天商やバスの料金で使われているイメージです。
さきほども言った通り、米1ドルが最小単位なのに、物価的にその数字はおかしい状態なので、露天商などの小さい規模で利用できているという感じ。
この100ジンバブエドルは、上のスーパーのレートで考えると大体1円程度です。
街中で札束のように何十枚も持っているわけです。
街中で飴を買うのに5枚くらい数えて渡しているのを見かけましたし、水500mlが3000ジンバブエドルなのでこれを買うのに30枚必要になるわけです。
あぁ、これは歴史の教科書で見かけたような。。。
スーパー前に両替のおばちゃんがいるのですが、1枚記念に欲しいんだよねーって言ったら、優しく1枚くれました。きれいなのあげるわといいながら。
彼女はこんな紙に価値はないわと言ってました。まぁ、どんどん目に見えて買えるものが減っていくのですから。
ちなみに、このおばちゃんに闇レートで両替してもらおうとすると、1ドル4000ジンバブエドルとかなりレートが悪いです(1ドル分両替してほしいんだけど、1枚でいいんだよねーと言ったらあげるわって言われたのです)
ま、とはいえ、普通に旅行していてはこのジンバブエドルは手に入れるのは難しいでしょう。
しかし、自分が思うにこれだけ価値が下がっていくのだから、この100ジンバブエドルも0.1円、0.01円となっていく可能性があります。
そのため、将来的には手に入りにくい紙幣になるのでは?と思います。だって、最初はドルと等価だったけど、もう価値的にはなにも買えず見かけることはありません。
ハイパーインフレ時のジンバブエドルよりも手に入れにくいかもしれませんね。特にヴィクトリアフォールズでは。
まとめ
ということで、ジンバブエのヴィクトリアフォールズのホテルと通貨事情についてでした。
ジンバブエ旅行前には事前に米ドルを入手しておくことをオススメします。それはATMに現金が入っていないからです。スーパーでクレジットカードが利用できるのですが、エラーではじかれてしまいましたので、ATMで使えるとも限りません。
また、両替所という両替所も見当たらなかったので、ユーロなどもっていても使えなそうです(南アフリカランドは使えるよう)
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