サボーナ、世界一周しているほしけんです。
エスワティニに来たかった理由として、この国のリードダンスを見たいということは前回スワジランドカルチャーヴィレッジに行くことで達成しました。
そして、もう1つのやりたかったことが、ウォーキングサファリで野生動物を観察することです。
通常、サファリというと車に乗って遠くから観察したり、ボートに乗って観察したりというように、基本的には乗り物から降りることはできません。
その理由として、野生動物の中にライオンなどの肉食動物がいるためです。
しかし、これでは自分のペースで見ることも、近くで見ることもできない!(あわよくば安く参加したい)
そんな自分は偶然見つけた、ウォーキングサファリというものを知ります。
調べてみると、入場料を払えば自由に園内を散歩でき、野生動物を観察できる。
のに加え、歩きで参加するため、車などの費用はなし。
つまり、入場料のみでサファリが体験できてしまうのです。
そんなウォーキングサファリができるのが、エスワティニのムリルワネ国立公園になり、実際に行ってきましたので、その行き方、国立公園の情報を合わせて紹介します。
エスワティニのムリルワネ国立公園で格安ウォーキングサファリに行ってきた。
エスワティニには3つの国立公園があるようです。ムリルワネ国立公園はマンジニとムババネの間にある立地としてはかなり都合がいい場所になります。
ほかの2つはおそらく車でのサファリになると思います。絵的に肉食動物がいるっぽいからです。
ムリルワネ国立公園の行き方
ムリルワネ国立公園で検索すると、違う入り口の場所が出てきますが、実際の入り口はここになります。
地図で複数の四角い部分がチケット購入場所になります。
ということで、ここに向けて出発します。
まずはこのT字路を目指します。自分はゲイブルズというモールから出ているミニバンで、ムリルワネに行きたい!と言って連れて行ってもらいました。料金は10ランド(80円)でした。
で、看板にあるように3.7km進むと国立公園の入り口になります。
先ほどのT字路付近で、ムリルワネいくか?と聞いてくるおそらくタクシーの人もいます。料金は10ランドでした。
自分はエスワティニの自然とローカルを感じるため、歩いていきました。エスワティニのこの部分は治安的に問題なさそうです。
という感じで、大体30分くらいで到着。
ちょっと進むとチケット売り場になります。
チケット買う前から、(おそらく)ブレスボックというシカのような動物と、イノシシを見つけます。イノシシが襲ってくるのかなと思っていたら、逃げていきました。
チケットはウォーキングサファリの場合、85ランド(680円)でした。クレカもOK。
たったこの金額でサファリに行けるなんて。。
ムリルワネ国立公園の全体図
まずムリルワネ国立公園の全体を見ていきます。Entrance gateが右中央部にあります。これが先ほどまで解説した受付です。
で、次に入り口から左下にあるすごーくすり減った部分が、キャンプ施設になります。
ここでは宿泊であったり、自転車のサファリ、馬のサファリといったものなどの手配が可能、お土産屋もありました(逆に入り口ではなかった)
また、キャンプサイト右下にはバックパッカーなる名前の宿泊施設もあるようです。
また、トレイルのルートも各々あります。これから行く人はこれをベースに、どんなルートで行くのか考えておきましょう。
いざ、キャンプサイトを目指して、ウォーキングサファリに出発。
特段受付でもどこに行くのか説明はなく、なんとなーくキャンプサイトを目指します。
ここの国立公園内では飲酒は不可、動物への餌付け不可、フンコロガシに注意!ということです。
おそらく水溜まりの部分で、多くの動物がいました。
林のところにシマウマが大量に。しかも、子供がおっぱいを飲んでいますね。
それにしても、シマウマって馬みたいな顔してるな。そして、大きい。こんなのを食べるライオンってすごいな。
巨大なアリ塚。触らないようにという忠告があります。以前誰かが壊したらしい。で、アリさんがせっせと直したんだとか。
林を抜けると池があります。どうやらここにはカバやワニがいる模様。
ウォーキングサファリができる理由として、肉食動物がいないことが挙げられますが、カバやワニはいるということは理解ください。
カバは温厚そうなイメージがありますが、かなり危険な動物なので特に注意です。
自分はカバやワニがどのような行動をするのかはわかりませんが、少なからずこの池の周りは道の真ん中を歩くようにしました。ワニはいましたね。
池から遠ざかり、ほっとしていたら、なに?というように実は横の木にインパラがいました。これには驚かされた。
という感じで進んでいき、まもなくキャンプサイトに到着。
キャンプサイト内にも動物は自由に入ることができますので、普通にいます。うんちも落ちています。
施設的には上述の通り、ホテルや他サファリの手配などがあります。
あとは、動物の骨とかの展示があります。
自分はキャンプサイト内で休憩をしました。このパン、16ランドと安いのに巨大で冷めててもおいしかった。
キャンプサイト内のトイレ付近に普通にご飯を食べていました。おそらく、ニアラという動物。縦じまがありますね。
ほかにもシマウマがいました。
シマウマさんに道を教えてもらい、カバルートを発見。
なぜカバルートなのかはわかりませんが、ルートを見るに水辺を回るルートなのでカバが見れるからなのではないでしょうか。
自分は道を見るなり、おぉこれは自分はいけないやと思いあきらめて別のルートで帰ります。
最後に冒頭の水回り付近を歩いていたら、ヌーやシマウマがいて、一斉に飛び出していきました。
という感じでウォーキングサファリを終了しました。距離はわかりませんが、3~4時間くらいウォーキングサファリをしていました。
が、もう疲れた。最初の受付に来るまでもあっつい中歩いたのに、ここでも暑くてつらかったです。
まとめ
ということで、エスワティニのムリルワネ国立公園で格安ウォーキングサファリを堪能してきましたというお話でした。
日本ではこういった経験はほぼできないので、参加する価値があるでしょう。ただ、暑く、疲れるのには注意してください。
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