こんにちは、世界一周を終えたほしけんです。
海外キャッシングとはなのか。そして、その手数料を解説しながら比較をしました。
前回、海外キャッシングの注意点、そしてオススメの場所と時間を紹介しました。
- 海外キャッシングとは何か。仕組みと手数料について
- 海外キャッシングをするときの注意点とオススメの場所
- 海外キャッシングでATMから現金を引き出す方法と返済方法
- 世界のATM手数料がかからない銀行一覧
今回は③海外キャッシングでATMから現金を引き出す方法と返済方法を解説していきたいと思います。
海外キャッシング方法と返済方法
海外キャッシングの方法を実際のATMで解説
全体的なキャッシングの流れは
次に実際の取引方法を解説しますが、ATMによっては内容が前後することがあります。
海外のATMだからと言って日本とさほど変わりありませんし、どの国もほぼ同じです(中米ではなぜかカードを縦ではなく、横に入れるとかくらいの違い)
また、どの国のATMも英語へ言語変更が可能なので、英語Verを理解できれば問題なくキャッシングができます。
まずはATMを探します。この画像はマレーシアのPUBLIC BANKです。
では、カードを挿入口(上の場合、緑のランプがあるところ)に入れます。
意味はカードを読み込んでいます。お待ちくださいです。
言語を選択します。英語は世界的の共通言語のため、英語でできるようになっていればOKです。
タイなどには日本語を選択できるATMもあるんですが、翻訳がおかしくなっていることがあり、困惑するため逆にオススメできません。
また、英語が共通なのでそれに慣れるためにも、やはり日本語はおすすめできませんね。
暗証番号を入力します。自分はだれが見てるかわからないので、もう一方の手で隠して入力します。
故意や過失により、ご本人ではない第三者に暗証番号が知られたと弊社が認めた場合、暗証番号の入力を伴う利用については、補償の対象にはなりません。カードの不正利用に対する保障制度について|三井住友カード (smbc-card.com)
暗証番号がほかの人にバレて(盗み見られて)、それでほかの人が不正利用した場合、補償の対象外になるからです。
どの口座から引き出すかということです。クレジットカードなので、Creditを選びます。
取引内容の選択です。現金を引き出したいので、Cash Withdrawal(現金引き出し)になります。
引き出し金額を選択します。この表記にない金額を引き出したい場合は、Other Amoutを選択して、引き出したい金額を入力します。
ATMにより、引き出せる金額の単位が異なります。
このATMの場合、50と100リンギット紙幣の対応のため10リンギット単位では引き出すことができません。
カードが出てきますので、カードを抜き取ってください。
一定時間経過しても取らない場合、ATMにカードが吸い込まれる仕組みのようです。ま、ATMからすればカードを安全に保管した感じなんでしょうが。。。
処理が完了すると現地通貨が出てきますので、現金を受け取ってください。
レシートいります?ってことです。必ずもらい、返済まで保管することをオススメします。
というのも、海外キャッシングをクレジットカードで行った場合、基本的には手数料表記があっても請求されません。
が、まれに請求されてしまっていることがあるのです。これは連絡して手続きすれば返金されるのですが、この時レシートの現物が必須となるためかならず保管をしましょう。
ちなみにこれは自分が過去に請求された体験談があるので、のちほど紹介します。
というような流れで海外ATMでキャッシングをする流れとなります。
ATMにより内容が前後しますが、この内容を理解しておけば問題なくキャッシングができます。
海外キャッシングの注意点
海外キャッシングを利用するときの注意点について話します。
注意点①「よくわからない表示が出たら、取引をキャンセルする」
まず一番覚えてほしいのは「おかしいなと思ったらキャンセル」をするです。
ATMでは基本英語の表示となります。ATMによっては、上で解説したものではない表記が出ることがあります(読めればそのまま進めてOK)
そのため、見たことないぞ、理解できないぞ、なんか説明と違うぞ。
となれば、即刻キャンセルしてください。キャンセルボタンは、赤色の✕ボタンです。
そして、別の銀行ATMを利用してください。
注意点②”With” Conversionと”Without” Conversion
上で話したATMの操作方法は基本的なものです。これが理解できていれば、大概OKです。
しかし、中には手数料をふんだくろうとするATMもあります。
こちらは、マレーシアのMayBankという銀行ATMを利用した時の画面です。上の画像を簡単に解説します。
This ATM offers conversion to your home currency:このATMはあなたの自国通貨に対して、為替レートを提供します。
つまり、銀行サイドは利用者に対して、この金額(為替レート)で通貨を両替しませんか?と聞いてきています。
別の言い方をすれば、銀行が提供するレートで計算して、自国通貨で請求してもいいですか?ってことです。
Cash Withdraw:引き出すお金(100リンギット)
ATM Comversion:ATMの提示する為替レート(1リンギット=31.97970円)
そのため、請求額が3197円となるということです。
これに対して、選択肢が2つあります。
Continue ”WITH” Conversion:提示された為替レートに従い、続けます。
Continue ”WITHOUT” Conversion:提示された為替レートに従わず、続けます。
ということで、為替レートに従うか、従わないかの選択になります。
結論から言えば『”Without”(従わない)』が正解です。従わない場合でも、しっかり現金が受け取れますのでご安心を。
実際にこのとき100リンギット(2023.5.20)をキャッシングの請求額です。
”WITH” Conversion:3,197円
”WITHOUT” Conversion:3,060円
Your transaction amount of 100.00 MYR = 3,060.65 JPY in your card currency
Mastercard Currency Converter | Currency Exchange Rate Calculator(100マレーシアリンギット、2023.5.20)
というように、”With”を選んだ場合のレートは、悪いものであることがあります(自分の経験上、悪いです)
このようにATM利用時にレートを決めて請求する方法をDCC取引(Dynamic Currency Conversion)といいます。覚える必要はないです。
基本的には悪いと考えますが、一応キャッシング前に現在のレートを把握しておくのがいいでしょう。大概が、なんかレート以上に高くない?と思えるくらいです(上の例だって1円以上違うんですから)
自分は過去に”WITH”Conversionを選択してしまい、10%以上手数料が多くかかり、数千円損をしました。。。
注意点③キャッシングカードをすぐ抜く。
キャッシングの処理が終了したあと、カードが出てきます。
海外ATMの場合、一定時間カードを取らないとATM内に入ってしまうという機能があります。
そうなると、銀行に問い合わせてカードを取り出してもらう必要があります。
取り出してもらって帰ってくるのであればまだいいのです。
ですが、国によっては本人のものかわからないカードを返却することができないなどのルールがあるため、処分されてしまうケースもあるようです。
そのため、カードが出てきたらすぐ取りましょう。
こういったトラブルがもし起こったとしても、銀行内のATMであれば即座に対応してもらえると思うので安心です。
これが前回銀行内のATMを利用をオススメする理由の1つです。
事実、お金を引き出した後カードを抜くのが遅れて、ATMに吸い込まれていったひとを見かけました。
モール内で銀行もあったため、すぐスタッフに伝えることができたようですが、果たしてカードがどうなったのかはわかりません。。。
注意点④レシートはしっかり保管!!【手数料請求された体験談】
セネガルで手数料表示があるがセディナで請求されないことを確認した銀行を利用したところ、なぜか手数料が請求されていました。
引き出した金額は5000フランで、手数料は4000フランと書かれていました。
なので、セディナに問い合わせをしました。
手数料が請求された場合、上記の電話番号に連絡します。海外の場合はSkypeが安くて便利です。
ネット環境下であれば利用でき、料金は1分3円なので1時間かかっても180円!550円分から買えます(実際は藻ッとしている気がしますが)
で、通話が始まったら、2→8→2→カード番号を入力し、オペレーターにつながるまで待ちます。自分は30分かかりました(日本のこの仕組みどうなっているんですかね?)
通話が始まったら「海外でキャッシング利用したが、手数料が請求されている」と言ってください。
理由として、(自分が手数料が請求されているということをまず伝えてなかったかもしれないことが原因かもしれないが)自分のオペレーターはそのことを理解せずに、ずーっとマスターカードからの請求を表示しているから関係がない、利用額は○○フランで、レートは✖✖で、、、というそんなんわかっているから連絡してんだよ!っていうのを10分以上やりました。
また、自分の時のオペレーターは知識が浅く、海外キャッシングでは手数料を請求しているといったり、500フラン引き出しに対して(400フランの手数料により)2倍近い金額が請求されていると言っているのに、金利がありますからねーというような謎発言。
セディナは闇金、トイチレベルかよ!とツッコミたくなりました。
で、上の手数料が請求されているから連絡しているんです!って言ったら、やっと理解したようで、上のようにセディナの海外キャッシングに対して理解度が低いと判断したので、詳しい人に代わってくださいと言いました。
最終的に変わった係の人が調査にはレシートが必要ですので、レシートの現物がない場合(画像は不可)は調査ができません。
という回答でした。1000円の手数料は泣き寝入りとなりました。
結局ムダなやり取りがあったので、待ち時間含め1時間かかりました。
なので、まず最初に海外キャッシングを利用したら、手数料が請求されているということと、このことについて詳しい人につないでくださいというと話が早く進むでしょう。
結論として自分は手数料が請求されているのにもかかわらず、レシートがないため支払うことになりました。
そのため、キャッシング利用時はレシートを請求時までしっかり確保しましょう。ただ、たまにレシートを出さないATMもあるんだよなー。
とはいえ、自分が手数料請求されたのは、10年前くらいからセディナを使い続けて今回が初めて。なので、確率としては低いと思います。世界一周の16か月の期間で、3回でした。。。
ただ原因が不明。確かに、同じ銀行なのに手数料金額が違ったんですよね。
オンライン返済方法(セディナカード)
※セディナアプリからVpassへの切り替えが必要となりました※
セディナカードの海外キャッシングの返済方法となります。ほかのカードの場合は方法が異なるので、自身で調べてください。
この方法であれば、オンラインでの返済が可能ですので便利です。
まずはセディナアプリからVpassへの切り替えを行います。
デジタルサービス移行手続きのご案内 | 三井住友カード株式会社 (smbc-card.com)
まずはVpassのアプリをダウンロードし、ログインします。ログイン後、右下にある『メニュー』を選択します。
開いた画面にある『ご入金受付』を選択します。※以後はセディナアプリのときと同じです。
『全額分のご入金』:クレジットカード決済など含めた分を全額返済
『ご請求分を除く残高のご入金』:返済額など調整して返済
この2つから選択します。キャッシングの場合、全額返済したほうが利子を抑えられるのでオススメです。
大体キャッシングしてから3日後くらいに反映されます。もし、支払い可能な額はありませんとある場合は翌日確認しましょう。
今回キャッシングした額が、100リンギットで、実際の請求が3060円+利子4円となりました(上の為替レートと合致)
3000円くらいで利子が4円なので、1万円であれば利子は14円くらいということになります。これは上の計算式通りです。
ペイジーにて返済する銀行を選択します(利用できる金融機関)
自分はペイジーを利用するとポイントが入る、楽天銀行を利用しています。会員ランクがVIP以上になると、1回の取引で3ポイントも手に入りお得です(条件アリ)
紹介コード:P12944887
この紹介コードを利用して楽天銀行の口座開設をすると、楽天ポイントがもらえます!※条件アリ
楽天銀行に移動し、ペイジーの手続きをしていきます。なお、この後の手続きに関しては各銀行により異なりますので、各自進めてください。
まとめ
- 海外キャッシングとは何か。仕組みと手数料について
- 海外キャッシングをするときの注意点とオススメの場所
- 海外キャッシングでATMから現金を引き出す方法と返済方法
- 世界のATM手数料がかからない銀行一覧
ということで、海外キャッシングを実際にATMで操作する方法と返済方法を解説しました。
読んでくれて、ありがとうございました。
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