オラ、世界一周しているほしけんです。
前回、グアテマラのアンティグアを歩き、アカテナンゴ火山のツアーを申し込みました。
今回はアカテナンゴ火山の1泊2日ツアーに参加していきます。ちなみに、自分の世界一周でこれが最後となるであろうツアー兼山登りになります。
【失敗!】アカテナンゴ登山ツアー(フエゴ火山)に参加したけど、きついだけだった
自分が参加したツアー会社のではないですが、内容はこんな感じ。どこも似たり寄ったりです。
9時にホテルピックアップ。で、アカテナンゴ火山の近くの村まで移動。
5時間くらいの登山で、キャンプ地到着(必要あれば追加の山登り)で、火山を見る。
翌朝4:30から頂上に向けて登山。終了後朝食を食べて、下山し、アンティグアに12:30着というもの。
用意するものは40Lのカバンと3~4Lの水程度でしょうか。自分は服も靴も持っているので、水とお菓子だけ購入しました。
ただこれでも多かったというのが感想。正直2Lの水を持ってって、多少高くとも現地の休憩スポットで購入が登山的に楽です。
このアカテナンゴ登山は、荷物が重いとつらいのでなるだけ軽く!ってのが重要です。着替えも不要かもしれないです。
アカテナンゴ登山の4つのステップをざっくりはなしまーす。
実際に登山をする前に、アカテナンゴ登山の4ステップを紹介します。
- 入り口(もろこし農園)
- 本当の入り口
- キャンプ地
- 頂上
共通事項として、④以外のどこの区間にも休憩スポット+売店があります。
①のもろこし農園は、多少滑りますが、登山的には普通って感じ。
②の本当の入り口は、実際に登録?をしてスタートする場所です。
ここの区間が一番きついです。ただただ同じ道をグニャグニャいくだけ。
変わらない景色のため、だんだん飽きて精神的にもつらいです。
③の昼食休憩スポットからは比較的楽です。
登る場所はありますが、そこまで傾斜はきつくないです。中には平坦の道もありますからね。
④の頂上に関しては、くそ滑ります。そして傾斜もこれまでの比ではないです。
①~③でダウンした人は、あきらめた方がいいかも。登山に慣れている自分もかなーりきつかったです。
荷物
ツアーには、ホテルと火山への往復の送迎、ガイド、3食のご飯、テント、寝袋、手袋、防寒着が含まれています。
自分で用意するものは、40L程度のカバン、追加の防寒着、靴、3~4Lの水、お菓子。という感じ。
結果的には、水は2L程度でいいんじゃないですかね。足りなければ、途中で買えばOKですし。
ただし、頂上はとても寒いし、自分が登った時は雨期で極寒でしたので、防寒対策は必須です。
1日目
ツアー予約に関しては、冒頭のリンクから確認ください。
最後にも書いていますが、自分はこのツアー会社はどうかなーと思ってしまったので、別のところを探すといいかもですね。
朝9時のピックアップということで、10分前から待ちますが来ません。10分前にいてくださいという指示は何だったのでしょうか。
結果として、9:20に来ました。しかも、長いなートイレもう一回いっておくかーって行ってる最中に来ました。ホテルの人が来てるわよって言いに来てくれました。
ミニバスで移動していきます。ほかのピックアップの人も迎えに行きながら車を進めます。
で、最後に荷物のレンタルをしました。渡されたものは、防寒着、帽子、手袋、3食分の弁当。
ここでアカテナンゴ火山の入場料である100ケツアールを払いました。また、自分は荷物を預かってもらいました。
荷物を受け取って1時間くらい車で移動したところが、今回の登山のスタート地点のようです。
昨日の夜、同じ部屋のひとの妨害により寝れなかったので移動の間、寝ておきます。
11時ごろ、登山開始地点に到着。ここでステッキのレンタルが可能でした。ただ自分は普段からステッキは使わないのでいらん!ってことにしました。
というかガイドがスペイン語しかできないらしく、簡単な英語単語も無理ということで、そもそも会話をしたくなくなったという子供じみた反発をしてただけですけどね。
多くの人は借りていましたが、自分はうーん必要かな?とは思いましたかね。
10分くらい経過して、登山開始。うーん、なんとも歩きにくいです。
まるで砂利っぽいビーチの砂の斜面を歩いている感じで滑るんです。
まぁ、私はプロなので滑ることはないんですが(うそです)。
というか、普段の雨の中の街歩きの時のほうがめちゃ滑りますかね。それはサンダルの裏面がつるっつるだからですけどね。
別の理由で歩きにくいんです。それがわんこ!
道があまり広くないにもかかわらず、わんこがついてきて、急に耳の裏かゆいわーって止まって搔き始めるのでまぁ止まるしかない。
ガイドのおっさんなんですが、服装がなんというか登山するんですか?と思えるようなスラックスに革靴(多分革靴っぽいけど登山のやつでしょう。むしろそうであってくれ、そんなガイドについていきたくない)
出発から1時間半くらいで、本当の入り口に到着します。
ここで登山者の登録をするようなのですが、なんにも言わずにリストバンドを渡されただけで終わりました。
登山時の相棒、コーンフレーク。お菓子としても食料としても使える優れものなのだ。しかも安い。
というかここに来るまで参加者の女性がダウンしかけました。唇が真っ青だったようです。
休憩回数を多くして、ペースも落とし気味になったため、回復してともに登頂しました。
いやー、荷物重い!自分のカバンは普段使っている45Lのものです。
ツアー予約時に45Lくらいのカバンが必要と言われていたのですが、まぁきつい。
また、景色がほぼ変わらないのもつまらない。次の休憩スポット(②の区間)まではきつく、その後は楽に感じました。
さらに歩くこと1時間。現在13:30。休憩スポットに到着。
20分のお昼休憩ということで、もらったごはんを食べます。
自分は普段から2食だし、登山で体力を削られるのでここでちゃんと食べようかと。
夜に朝食のものを食べ、翌朝には夜ご飯を食べようかと思っていました。
夜ご飯の容器を開けると、ただのパスタ。ソースもありません。。。
夜、キャンプ地でソースが支給されることを期待しましょう(されませんでした)
一応、夜ご飯を昼ご飯と入れ替える作戦を考えてたのですが、これにより断念。だって、少しでも荷物減らしたかったんだもん。
では、お昼ご飯のブリトーですね。なかなかボリュームがあるんですが、しょっぱかった。
ニカラグアで風邪をひいて以来、しょっぱいに敏感な気がします。ちなみにコーンフレークもしょっぱかった。。。
さて、休憩も終わり、キャンプ地へ。どうやら2時間くらいだとか。ここの区間はこれまで登ってきたときよりも傾斜がゆるく、登りやすいです。
ただ、先ほどの休憩所から一緒になったというか、休憩タイミングが同じで再開も同じとなったグループにイラっとしました。
女性4人グループっぽいんですが、歌を歌ってるんですね。まぁそれは全く問題ない。
ですが、彼女ら、荷物全くもってない。つまりポーターに運んでもらってるんですよ。
みんな必死こいて、自分の重い荷物背負って頑張ってるのに、のんきに歌って!と思ってしまいました。もっと早く移動できるだろ!って。
あぁこれが資本主義ってやつです。彼女らはただサービスをお金払っただけなのですが、なんて腹立たしいのでしょうか(いや、わたしの考えがよくないですね)
ということで、出発から大体4時間半の15:50にキャンプ地に到着。とちょっとのんびりしてたら豪雨。。。よかった。
キャンプのテント内はこんな感じなんですが、まぁ極寒です。
自分はヒートテック、半袖T、ダウン、レインジャケット、レンタルのアウターを着て寒いんですよ。テント内で!!
雨も降っているので事前にダウンロードしておいた漫画をのんびり読んでたら雨がやみ、一気に視界が開けました!
おっさんがおーい、きれいにみえるぞーって言ってくれたから気づけました。
みんな爆睡だったんです。そんな中、私は漫画を読んでた。
これがフエゴ火山。もくもくしているのがわかります。火山の噴火が見えるのもこれです。
土の雰囲気を見てると火山流のものなのかなーって思えるものがありますね。
ちなみにブログを書いている今も、いつ爆発するかなーって見守りながらやっていますが、爆発しないですね。。。
ちょっくらテント周りを散歩。ちなみに18時から追加のトレッキングもありますが、自分は参加しませんでした。確か、100~200ケツアールとかだったような。
お金ないし、テントからでも噴火すれば見れますからね。近いかの違いです。
私は基本体たらく、疲れないように生きたいので、登山なんて御免なんです。
でも、良い景色が見れるなら!と頑張ってるわけです。近かろうが見れればOKなんです。
テント近くの看板。唯一の不可能なことは、あなたが挑戦しないことである(意訳:挑戦すればできる=不可能はない)。らしいです。
ということで、極寒の中、噴火を待つ。。。が21時になっても噴火せず、翌日の早朝登山のため就寝。
できず。。。というのも、隣のテントの人が、ねずみが頭の上を通った!っていう報告。
自分もしばらく噴火を見るため、外で待機してたから中の様子はわかりません。
開けてみると、ガサガサ。。。あぁいた。
自分に気づいてネズミさんは脱走しましたが、ふと見ると扉の下に普通に穴が開いてて通れる。
つまり、自由に入り放題。
ネズミさんに侵入されながら就寝が決定。寝ている間に、頭の上(寝袋越し)で通過されてからは気が気ではなく、寝れませんでした。。。自分は意外と気になってしまうタイプなのです。
2日目
はい、ねずみさんのおかげで寝れませんでした。現在4時。ガイドのおじさんに起こされます。
自分は大学生の時に富士山に登り、頂上で日の出を、、、と待機してたら装備が甘く、凍え死ぬかという経験をしたため、装備はしっかりします。
以下着たもの。
ヒートテック、半袖T、へたったウルトラライトダウン、ダウン、レインジャケット、レンタルのジャケットという重装備。
自分はヘッドライトなんという高級品は持ち合わせてないので、防水ケースにライト点灯状態のスマホをぶち込み対応します。十分です。
しかし、ガイドのおっさんが急ぐあまりなのか、ほかの人が待ってーって言ってるのに勝手に進み始める所業。
道は単純なので日が出ていればいいんですが、4時は真っ暗、彼らは困っていました。
かくいう自分は風邪の症状(完治はしておらず、咳と空気が吸いずらい)があり、ねずみさんによる寝不足で途中でダウンしました。
って休憩をしている間、皆さんはおろか、ガイドのおっさんまでいなくなる始末。はい、遭難状態です。
せめてライトが見えればいいのですが、みえませんからね。なんていうガイドだよ!って怒っていました。
また、グアテマラ人って嫌な性格だな(これはガイドのせい)、グアテマラなんて日本人人気だけど、全くいい国ではないわ!!(これは山がきついから八つ当たり)って思っていました。
自分がここでダウンしたのは別の理由があって、ここの道、本当に滑る。
キルギスのカラコル湖周辺くらいの滑り具合。歩いても歩いても、滑って戻されるんです。
そんなこんなで、ちょっとずつ日が出てきました。そして、偶然にもほかの登山者がいたので、ついてくことに。
結果、下山者たちも、あともうちょっとだ!がんばれ!っていう励ましもあり、登頂完了!!
やったぞ!でも、ぶっちゃけ努力に対して、見返りの景色は大したことがない。。。と思ってたら、ガイドのおっさんが現れて、帰るぞ!って言ってくるんですね。
おい、自分は今着いたばかりだぞ。少しは景色を楽しませてくれんかい!とシカトします。
おいて言ってったクセに、よくぞ何事もなく、帰るぞ!だよ、全く。
とはいえ、特段大した景色ではないし、風も強く帰ることにします。
帰りは登りと打って変わって、楽勝。滑りますが、ざっくざくと進んでいきます。
テントに到着後、ちょいと仮眠して、朝食。しかし朝食の時間なども教えてくれず、結果としてほかの登山者が教えてくれる形になりました。
まったくこのガイドは。。。
という感じでぷんぷんしながら、下山。帰りは余裕です。荷物も多少は軽くなったしね。
11時に下山完了。帰りのバスを待つ間、自分は夕飯として食べる予定だったパスタを食べます。
前述の通り、このパスタなーんにもかかってない。あ、すいません、オリーブオイルだけかかってました。
って食べれるか!!!!!って食べましたけど、全くおいしくないです。
もしグアテマラ人を自宅に招待する機会があったら、パスタのソースナシを提供したいと思います。これが彼らのベーシックだと思うので。
(自分の予想ですが、昨日の夜のオプショントレッキング後に夕飯を作り、その時にソースをかけたんじゃないかと。であれば、残しておけや!ク〇ガイド!!)
バスで帰り、12:30にホテル着でした。
まとめ
総合して、自分はこのツアーは微妙だったと思います。
火山の噴火は自然現象なので見れなかったのはしょうがないとしても、このガイドのせいで全く楽しくない登山でした。
あれでガイドを名乗るのであれば、ガイドって何のためにいるのでしょうか。道案内でしょうか、であればmaps.meで十分です。あなた不要です。
ま、もしかしたら、自分の考えているガイドとグアテマラ人の考えるガイドは内容が違うかもしれませんし、なんともいえませんけどね。
読んでくれて、グラシアス!
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