こんにちは、世界一周をしているほしけんです。
今回は、ルワンダの首都であるキガリの観光スポットとホテル、グルメ、両替所について紹介していきます。
キガリの観光自体は、正直1日もあれば十分でしょう。しかしながら、アフリカをこれから旅する前にリラックスしたり、コーヒーを味わったりしてみてはいかがですか?
キガリを移動するのにバスが安く、便利です。
ルワンダの首都キガリの観光スポット・ホテル・グルメ
観光スポット
ルワンダ・ジェノサイドメモリアル
ルワンダに来たならここに行くことをおススメします。
ルワンダの町を見ると、とてもきれいで、人も優しくいい場所に感じます。
しかしながら、このルワンダは過去にとても恐ろしいジェノサイド(民族浄化)が起こった場所なのです。しかも、それは1990年代という比較的最近の話。
自分はこの件に関して、ざっくり把握しているだけですので、正確な情報はわかりませんのであしからず。
もともと、ルワンダはベルギーの植民地でした。ベルギーはルワンダをうまく管理すべく、大きくツチ族とフツ族にわけます。
とはいえ、もともと民族が分かれていたわけでも、見た目の違いがあるわけでもなく、単に仕事として違いがあったという話(一応、鼻が高いとかはあるよう)
ツチ族は酪農系、フツ族は農業系らしく、判別に牛を何頭もっているのかで区別(多いなら酪農系)ということを博物館の人に聞きました。
これがジェノサイドへとつながります。で、民族的な割合が少ない民族であるツチ族をトップに置き優遇することになります。
その結果、民族的に多いフツ族はこれに対して不満が出てくるわけです。
で、のちにルワンダが独立(ここにいろいろあるのですが、ここでは書きません)
フツ族は、ツチ族を攻撃しジェノサイドを始めます。おそらく長らくの間ツチ族に虐げられてきたのが原因かもしれません。
ジェノサイドというのは、日本語にすると民族浄化。簡単に言えば、民族を抹殺(消す)ということ。
通常、こういったことは軍隊が民間人を攻撃するということがイメージ的にありますが、ルワンダで起こったのは市民同士でジェノサイドをしていたという違いがあります。
別の言い方をすれば、つい先日まで学校で一緒の授業を受けていた友人が敵となり、会社で働いていたひとが敵となり、隣に住んでいる人が敵になるという感じです。
これはとても恐ろしいことと思いませんか?
さらに、ジェノサイド以前にツチ族とフツ族間の結婚はあったので、これもこれで悲惨。。。
特にツチ族の女性は、将来的にもツチ族が増えない?ようにエイズ感染者のフツ族がレイプをして、生まれてくる子供(もちろん母親も)がエイズに感染するようにしたようです。
正しい表現とは思いませんが、別の言い方をすれば、生物兵器を作ったとも言えます。
エイズは生まれてくる子供に感染するようなので、子孫繁栄は厳しいでしょう。
いまの人たちを抹殺するだけでなく、将来の人間に対しても攻撃していたわけですね。
そういうことをなぜ市民がやっていたかというと、彼らも軍隊から相手の民族に対して攻撃しなかったり、お金を貸したりする場合、自分が処分の対象となってしまうからです。
ということが、もともと民族なんて言う区分けすらなかった人たちが大量に殺されてしまった悲劇なのです。
最終的に諸説ありますが、100万人以上のひとがなくなり、ルワンダ全体で言えば20%のひとがなくなったらしい。
100万人というと秋田県のひとがすっぽりいなくなるのと同じくらいのようです。
このジェノサイドは約100日間起こったわけですから、1日平均で考えれば1万人の人が毎日なくなったのです。
そんなことが学べるジェノサイドメモリアルは、入場料無料。写真不可のため、画像はありません。
ジェノサイドが起こった時、ツチ族のひとをかくまったというオテル・デ・ミル・コリンもキガリにあります。
ホテルルワンダという映画の舞台のようです。
キミロンコ市場
キミロンコ市場は、アフリカの民族的な布であるキロンゲやお土産、日用品、野菜などが売られている場所です。
しかしながら、自分はここで買い物をするのはおすすめしません。
なぜなら、かなり高額である点と客引きがしつこいからです。
高額である点は、自分が野菜売り場の客引きにつかまって、オレンジなどを試食しました。
で、マンゴーなどを買おうとしたら、マンゴーは1つ2000フラン(230円)だというのです。
この国で2000フランというのはそこそこ大きい額。スーパーでは1つ500フランで買えます。
そして、高いからいらないというと、試食した分1000フラン払え!というのです。
というように、ここでは野菜の話をしましたが、お土産でもなんでも高いです。
また、市場に入ろうとすると、すぐ客引きが始まり、自分はこういった商品を売っているというように紹介を受けます。
その間に別のところから、次の案内役が順番待ちをしており、次は私のところに来てね!と待っているんですね。。。
しかもついていくと、似たようなものばかり。彼らは見ていくだけでいい、見ていくのはタダだ!といいますが、同じものを紹介されて自由に見れず、時間を浪費するのは無駄でしかありません。
なので、まとめればそういった環境が楽しめ、買いたいものがあるならば行くべきかもしれませんが、ルワンダでも特殊な面倒くささがあるので気を付けてください。
もし行くのであれば、規模が小さいもののこういった面倒くささがないところにいくのもいいでしょう(ホテル近くにあるのでそちらに記載)
と言いながらも、アフリカの民族的な柄であるキテンゲを使って何かを作ってもらったりするのは楽しいかもしれません。
ホテル
キガリ滞在中はBIZI HOMESに宿泊しました。1泊8ドル程度。
シングルルーム、Wifi良好、清潔感あり(キッチンは✖)、温水OKで、非常にのんびりできる場所です。
オーナーもフレンドリーなのでなにか聞きたいことがあれば、話しかけやすいです。
中心部からは離れています。バスはカベッザといえば通じるでしょう。
朝食も毎日作ってくれる。
キミロンコ市場はオススメしませんが、ホテル近くの市場は観光客向けではない感じなので、うるさい客引きなどはいません。落ち着いてみたい場合はこちらにいくのがいいでしょう。
グルメ
ルワンダはさまざまな国であるような屋台はありません。レストランしかありません。
どうやらルワンダは路上での販売を禁止しているらしい。。。屋台とか好きなんだけどね。
自分はホテルの立地的に、この付近でご飯を食べていました。ここ近辺には複数の飲食店があります。
そんななか、ランチが2000フラン(230円)でおなか一杯食べれる場所があります。ランチと言いながら15時にも提供されている。。。
ルワンダの食事は基本的なシンプルな味付けで、おいしいです。特に右上のスープがキムチ鍋のもとを使ったかのようなおいしさ。何回か通いました。
ルワンダの食事スタイルとして、ビュッフェがあります。
日本人からすれば、ビュッフェ=食べ放題のイメージですが違います。ルワンダでは1回乗せた分が食べ放題であり、おかわりは追加料金となります。
自分はこのことを知らずに何回かおかわりをして、料金が2倍となりました。
料金は4000フラン(460円)でした。
ホテルの近くに煙が立ってったので、見に行ったら串焼きがありました。1本1500フラン(170円)
料金的には高いですが、お肉が大きく食べ応えがありました。
両替所
ルワンダでドルなどを手に入れたい場合は、両替所で手に入れられます。
特にルワンダなどの国では、ドルに対して、高額紙幣か小額紙幣かによってレートが異なります。
小額紙幣は両替所にとって管理コストが高くなるため、レートが悪いです。
逆に言えば、ドルを手に入れるときはレートが良くなります。なので、余ったフランを20ドルで受け取ることにしました。
そして更なる裏技で、1ドル紙幣を手に入れるときは、1000フラン(115円)で両替してくれます。現在レートだと148円くらいなので、20%オフでドルが手に入ります。
安く手に入れたドルをホテル代に支払うという流れにすると、お得に宿泊ができますね。
この近辺に複数の両替所があります。
現地ATMでキャッシングをする方法はこちら
まとめ
というとで、ルワンダの首都キガリの観光スポットやグルメを紹介しました。
アフリカの優等生と言われるくらいとても環境が整った町です。道にゴミも落ちていませんし、屋台もないですからね(屋台はあってほしいが)
ただし、30年前くらいにはジェノサイドが起こった国であり、それを経験した人たちが暮らしています。
そういう歴史を考えながら観光するといいでしょう。
コメント