こんにちは、世界一周を完了したほしけんです。
世界一周は約16か月。つまり、480日に及ぶものでした。
しかし、自分はケガなし、病気は風邪のみ、犯罪の被害なし。という好成績で世界一周を終了することができました。
今回はそんな自分がどうやって安全に旅をしたのかという点についてまとめていきたいと思います。
【安全に旅をする】世界一周でやっていた犯罪防止策【被害なし】
ケガと病気については、保険に入っておきましょ!
ケガと病気についてはとても難しいでしょう。
もちろん日ごろからちゃんと食べ、寝てというような生活は必要だと思いますが、そんなん海外にいようと日本にいようとケガもするし、病気にもなるからです。
アドバイスとしては、ケガは起こる可能性が高いので注意が必要。
特に海外では交通事情がものすごく、国によっては逆走、歩道を走行という国はあるからです。
日本のようにちゃんと舗装されているわけでもないので、転倒事故だって起こりえます。
あとへ歩道を歩いてても、普通にマンホールとかの蓋が外れてて落とし穴になってたりするので注意してください。
配車アプリを利用する場合は、バイクではなく車を利用するなど可能なところでは対策すべきでしょう。とはいえ、自分はバイクを選んでいましたけどね。
病気に関しては風邪をひきました。それくらいです。
現地の薬局で症状を言い、薬を買って飲み、休むというスタイルです。1回マラリア疑惑があったのでニカラグアの病院に行きましたが、風邪でした。
ちなみに海外の病院は、英語が通じるケースが多いです。
医療の世界は基本情報が、英語ベースなのかもしれませんね。それとも医者になるくらいの人だから、英語くらいできて当たり前なのかな。
大体どこの国にも、街にも薬局はありますし、24時間営業もありました。
おそらく、海外では病院代が高いから、まずは薬で治すというスタンスが強いから薬局が多いのでしょう。
日本では風邪程度なら病院には行きませんけども、それ以外ならすぐに病院でしょうから病気へのスタンスが違うようです。
海外旅行する際は、クレカ付帯の保険でもいいので加入しておきましょう。
たった5日からでも入れる保険もあります。
狂犬病について
特に日本では基本野生の犬や猫は見かけません。逆に、海外ではうっひょーってくらいいるので、ついついかかわりたくなります。
動物好きの自分からすれば、しあわせな世界です。
ただ海外の動物にかかわる場合、狂犬病という恐ろしい病菌になりかねないので注意が必要です。
この狂犬病は、”発症”したら確実に死に至るようです。”発症”と強調したのは、あくまで発症であり、ひっかかれた瞬間、噛まれた瞬間は”発症”しないからです。
つまり、蛇の毒みたいな即効性的なのはないということ。
しかし、その病原菌が体内に入り込み、、、時が経つと発症するわけです。
ただし、そんな怖い狂犬病も治療法があります。
動物にやられたのちに、ワクチンを接種することで治療が可能です。
ま、ここら辺も保険で対応できるので入っておくのがいいでしょう。
事前にワクチンを打っておくと、回数が減るのか、それともそもそも事後ワクチンは不要なのかというところは結局のところよくわからんかったです。
ちなみに国や地域によっては、狂犬病を持たない野生の動物がいます。
上の画像のあるホテルのねこにひっかかれたのですが、ホテルの人曰くこの猫は良くひっかくから狂犬病ワクチンを接種済みであると。
とはいえ、自分は信用ならなかったので(だって死ぬのは避けたいでしょ?)近くの病院へ。
病院の医者が言うには、ペルーのイキトスという地域周辺では狂犬病は発生していない。コロンビアのほうは発生しているけどもということ。
つまり、狂犬病の病原菌自体がないということらしいです。
これは日本で狂犬病が発生しないのと同じように、国や地域によって対策しているかの違いになるようです。
ちなみに、ペルーでは狂犬病対策をしているらしいです。知らんし、野生のはあまりかかわらない方がいいだろうけど。
ちなみに狂犬病は肉食動物が持つ病気らしく、草食動物は持ってないようです。
マチュピチュにいるリャマになぜかめちゃくちゃ噛まれたので調べました。
犯罪への対策
自分は下記のように犯罪への対策を行っていました。とはいえ、スリなどの軽犯罪は自分で防止策をすればいいんですが、拳銃とか突きつけれるような強盗は無理でしょう。
ある程度対策は可能であるものの、基本、運が関係してくるので難しいところです。
とはいえ、上でも書いたように保険に入っていれば、盗難であれば保証で返ってきます。
- 夜は歩かない
- ホテルの人に危険な地域を聞く
- ポケットにはチャックをつける
- お金は分散し、予備を準備する
- 服装は現地民に寄せ、基本手ぶら
- 襲われたら、あきらめて全部渡すという心構え
自分はこのように対策しています。
夜は歩かない
海外旅行の鉄則ですね。夜は基本的に歩かないようにしています。
夜の景色とかは基本的にきっぱりあきらめていますね。どうしても見る場合は、ホテルから近い電車に乗って、すぐ戻れるような環境であればいったりしますけど。
ただし、個人的にはイスラム圏であれば基本的に夜でも安全かなというのが印象。
なんといっても日中暑いから夕方から活動開始なので。
また、子供や家族が夜を歩いている場合は、比較的安全と判断し貴重品は最小限にして出たりはしました。
ホテルの人に危険な地域を聞く
これも毎回とは言わないまでも基本的にやっていました。特にアフリカは毎回聞いていました。
とはいえ、自分は歩くのが好きなので、いろいろ歩いていましたがなんも問題なく。おそらく、後述する服装などがターゲットにしてもしょうがないと思われていたのかなと。
あと、これは確かにとも言えなくはないですが、ホテルが大使館に近いと治安は比較的良いという感じ。治安が悪いところに大使館はおけないでしょうからね。
とはいえ、テロとかデモが起こる可能性が高いのは大使館付近でもあるけどね。
ある旅行者の話では、アフリカは治安が悪い地域がきっちり区別されているが、中南米はモザイク状になっていて知らぬうちに入ってしまったってことが起こる。
と言っていました。
確かにほかの盗難にあった旅行者は、ブラジルの駅から駅を移動するその道だけが治安が悪いってことだったようです。
ポケットにはチャックをつける
基本的にズボンにチャックはありませんが、海外のお店でチャックを購入し、取り付けてもらいました。
これにより、簡単にスリなどでの被害は防げるでしょう。チャックを開けるという手間があるからです。
また、スリ防止策としてPacsafeのカバンを使っています。
Pacsafeの創業者は同じく海外旅行者であり、その時安全に旅できないか!ってことから始まります。
そのため、このバックはセキュリティに特化しています。
例えば、カバンにワイヤーが入っており、ナイフで全体が切り裂かれるということはないです。
また、カバンのチャックを合体できたり、合体したのを別の場所で固定できたり、カバンをベンチなどに固定できるようにしたりという本当にセキュリティ特化型カバンです。
パックセーフ – 取り扱いブランド – 株式会社エイアンドエフ | 世界のアウトドア用品を45年輸入販売 (aandf.co.jp)
セキュリティの状況は上から日本語の解説があるので、確認ください。
とはいえ、昨今の円安の影響か自分が買った時よりも、かなーり値段が上がっているのだ。。。(2019年では2.9万で、現在は4万)
自分はこのかばんの上に、さらに防水カバーをつけていました。南アフリカのホテルの人も、後ろからカバンをやられる可能性があるから、つけたほうがいいぞ!と言っていました。
また、長距離バスなどどうしても寝るしかない状態のときは、貴重品を入れているポケットに覆いかぶさるように上着をひざ掛け的にかけ、お尻の下に余った部分を入れていました。
これによりまず上着をどかすということをしてからでないとポケットにアクセスできないようになります。そして、ポケットにたどり着いたとしても、チャックがあるのでまぁ厳しいでしょう。
また、カバンを膝に抱えて寝ることで、ポケットから物を盗るのが難しくなります。
お金は分散し、予備を準備する
上で書いた通りチャックで対策をしているので、スリは難しいのですがさらにお金などを分散し持ち歩くようにしています。
自分のズボンはポケットに内ポケットがあったので、内ポケットには財布、外ポケットには1000円程度の現金を入れていました。
こうすることで、外ポケットの現金が盗まれても1000円程度の被害しかないので、被害にあってもまぁしょうがないよねとあきらめられます。
また、特に中南米のバスの場合、強盗がバスを止めて乗り込んでくることがあるようです。
そのため、予備の財布と予備のスマホをポケットに忍ばせ、それを渡すように準備していました。
上の動画のように対応できるように対策したという感じ。日本で過去に使っていたスマホとかでもいいでしょう。もちろん画面割れでOKだし、古いやつでもいいです。
ってかメルカリとかで、ジャンク品とかモジュール品を買っておくのが楽でしょう。
服装は現地民に寄せ、基本手ぶら
服装はシンプルで、現地民が来ているような格好にしました。旅行者ですよ!お金持ってますよ!って感じではないということです。
また、服装やバッグは軍隊を思わせるような深緑色や迷彩柄は避けた方が無難です。というのも、日本はそういう軍隊が街にいることがないですが、海外では普通にいます。
となると、こいつはなにか怪しいと思って拘束されるとかのトラブルが起こりえます。
過去にあった日本人でイランで深緑のバッグを使ってたため、軍関係者と思われたようで一時的につかまった人もいました。
襲われたら、あきらめて全部渡すという心構え
これまで上げてきたのは、基本的にスリとかの対策です。防げるところは防ぎましょ!って話です。
が、世界には強引に物をもっていったり、場合によっては銃やナイフなどの凶器をもって強奪する人もいます。
南アフリカのヨハネスブルクという街で起こったもの。ヨハネスブルクはかなーり危険な街として旅行者の中では有名ですが、ここは比較的治安の良い場所らしい。
そして、周りに人がいるにもかかわらず、わーって大柄な(少なからず自分よりは)男性を集団で遅い、金品を持って行ったのでした。
というように、いつ、どこで襲われるかはわかりません。
自分はてっきり人気のない場所でなければ、、、なんて思っていましたが、上の動画でその考えは覆されました(とはいえ、アジアとかヨーロッパなどではこんな場所ではないとは思いますけど)
7日夜、キリマニ地区ヤヤセンター付近において、邦人男性に対する拳銃を使用した強盗事件が発生しました。
◇日時:7月7日午後9時00分頃
◇場所:ナイロビ市ヤヤセンター付近の路上
◇状況:上記日時場所において、邦人男性が徒歩通行中、後方から接近してきた2人の男に財布・パスポート等が入ったカバンを強奪された。
なお、犯人の1人は拳銃を所持しており、邦人男性は、抵抗することなく所持品を差し出した。
引用:邦人男性に対する拳銃を使用した強盗事件の発生 | 在ケニア日本国大使館 (emb-japan.go.jp)
で、そんなときは、もう素直に渡してあげてください。そういう心構えってわけです。
別に荷物がなくなったって、保険に入っていればほぼ返ってきます。
命を捨ててまで取り返す価値は、物にはありません。
さっさと抵抗せず渡してしまいましょう。という心構えが重要です。
とはいえ、人間そう素直に渡せられるかはわかりませんけどね。
ちなみに、自分はイランのテヘランで子供たちに後ろからカバンにつけていた折り畳み式のマイバックをぶんどられました。
まぁ別に価値ないしと普通にそのままノーリアクションで歩てたら、子供たちが中を確認していらねと思ったのでしょう。普通に返されました。
まとめ
ということで、世界一周を安全に旅する方法について紹介しました。
覚えておいてほしいのは「やられるなら、素直に渡す」ってことでしょう。
これだけで命を取られることはほぼないでしょうからね。所詮取られたものはもの。命に比べれば、安いものです。しかも補償も効きますからね。
読んでくれてありがとうございました。
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