サボーナ、世界一周しているほしけんです。
先日、モザンビークのマプトからエスワティニのマンジニまでの国境越えをし、人生82か国目であるエスワティニ(スワジランド)に到着しました。
エスワティニという国は規模として大きくはありませんが、自分の中ではやりたいことが複数ある魅力的な国なのです。
その一つが、リードダンスを見るということ。
後程詳しく解説しますが、リードダンスというのは毎年8~9月に行われるエスワティニの伝統的なダンスのこと。
ということで、スワジランドカルチャーセンターでリードダンスをみて、近くにあるマンテンガの滝を堪能してきました。
スワジランドカルチャーヴィレッジでリードダンスとマンテンガの滝を楽しむ。
スワジランドカルチャーセンターに行ってきた。150ランド(1200円)
— ほしけん🇯🇵世界一周かんりょ! (@freetravel_guy) March 7, 2024
アフリカの民族って感じを始めてみたな。やはりアフリカのひとって歌ってるイメージがあるので、それと合致。
あと、蹴り上げもなかなかだった。
この料金で村の案内と滝も見に行ける。 pic.twitter.com/Nv5VXW0vMr
スワジランドカルチャーヴィレッジの行き方。
スワジランドカルチャーヴィレッジは、マンテンガという地域にあります。
マンテンガは、マンジニとムババネのちょうど中間的なポジションにあります。自分が泊まっていたホテルの地域もマンテンガになります。
このカルチャーヴィレッジに行く場合、最寄りであるゲイブルズというショッピングモールから20分程度歩いていくことになります。
マンジニからゲイブルズまでのミニバンの料金は、30ランド(240円)でした。
自分はマンテンガにあるホテルに泊まっているため、歩いて直接行きました。上のルートと目的地(施設入り口)を正確に表したもの(施設と入り口は1km程度離れています)
入場料は150ランド(1200円)で、リードダンスとスワジランドの文化解説、あとはマンテンガの滝の観光が可能です。クレカOK
リードダンスは1日2回らしく、自分は15:15~のものを見ました。
川にはワニがいるらしい。
牛も自由に歩いています。実はこの牛がスワジランドの文化に関係する。
つまり、ゲイブルズから歩いていくと大体、1時間くらい歩くことになるかなーというイメージ。
まずはマンテンガの滝へ
途中でスワジランドカルチャーヴィレッジがありますが、リードダンス(15:15~)まで時間があるのでスキップ。上でも書いた通り、この村の解説はリードダンス後にあるのであとでみてもいい。
村を北に進んでいくようにします。道自体は車が通っているのでわかりやすい。
マンテンガの滝の看板があります。
滝に着きました。どうやらここにもワニがいるということで、ビビりな自分は恐る恐る周囲を観察しながら歩きます。
というか、ワニに注意と言われて、何に注意をすればいいのでしょうか。
例えば、そのワニは陸にいるタイプなのか、距離として何mくらい離れていれば逃げれるのか、出会ってしまったらどうすればいいのか、、、と考えてしまいます。
という感じでマンテンガの滝に着きました。
ワニが怖いので、遠くから写真を撮って逃げるように去りました。なので、特段感想という感想は、怖かった。くらいです。
スワジランド伝統のリードダンス
滝から戻り、村を歩いているともうじき始まるわよ、と席に座るように言われます。
リードダンスを見る前に簡単な情報。
スワジ人の伝統的な祭りで、8月から9月に開催される[1]。未婚で子供のいないスワジ人の少女たちが何万人も国中から王母のもとへと集まる。2008年の祭りには7万人の処女が参加したとされる。
この儀式の目的は、国中の未婚女性が王母のもとに集まり、王母へ捧げる共同作業を行うことによって王家への忠誠と女性間の連帯を深めることである。
いっぽうで、エスワティニ国王ムスワティ3世は、この儀式の参加者から毎年のように新しい妻を一人娶るため、主に国外から国情や演説との矛盾を指摘されることがある。
リード・ダンス – Wikipedia(一部抜粋)
という毎年行われる祭りであり、未婚の女性が参加し、国王がその中から妻を決めるという側面もあるということ。
ま、そういうイベントということ。アフリカの民族っていうイメージがわく感じがします。
ということで、リードダンスが始まる。アフリカの歌声というか、圧倒されるような声から始まります。
真ん中の柱が邪魔なので、自分は少し斜めの席に座りました。
少女たちはきれいに洗われた伝統的な衣装やビーズのネックレス、繭でできたアンクレット、帯、スカートを身にまとい、彼女たちの処女性の象徴としてブッシュナイフを手に持ち、歌い踊り行進する。また、ウムカショと呼ばれる房飾りを参加者たちは身につける。これは純潔を表すもので、色によって青は児童、黄は少女、赤は成人女性をさす
リード・ダンス – Wikipedia
彼らの服装とかにはこういう意味があるようです。
リードダンスはこのように足を基調とした踊りのようです。めっちゃ足が上がる。
この迫力には圧倒されますし、音楽もすごい。この太鼓にはあの牛の皮が使われているんだなーと。
男性も。男性のほうはなぜか腰を曲げてダンスをするので、足をあげる高さは女性よりも低い。
途中で選ばれし客とダンスレッスンが始まります。右4、左2,右1,左1というステップでした。
最後は歌がメインという感じでした。
全体を通して、なかなか迫力のあるダンスだったなと思いました。
スワジランドの村を観察。
リードダンスのあとは、ガイドによるスワジランドの村の解説があります。
自分はそこまで英語のリスニングが得意でなく、断片的でしか聞き取れませんでした。
・6歳になると親から離れる
・男女別のキッチンを設けている。
・レディファーストではなく、男性ファースト社会(村が襲われたときに男性が先に行くため)
・女性は牛を食べない?食べてはいけない?牛は神聖であり、財産である。
・ビールを作っている。
・村に入るときは挨拶をする。
・悪いことをしたら、5つの川を越えて移動しないといけない。
・処刑の山がある。
ということを断片的に聞き取れた気がします。あってるかは知りません。
まとめ
ということで、スワジランドカルチャーヴィレッジに行って伝統的な、そして迫力あるリードダンスを楽しみ、マンテンガの滝をビビりながら観光したのでした。
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