オラ、世界一周しているほしけんです。
前回、ハバナの空港に到着し、バスで市内まで移動。そして、ホテルを紹介しました。
今回はハバナの町を歩いていきたいと思いますが、まぁ、自分たちの常識(これまでの旅行してきた国)はぶっ壊されるような世界でした。良くも悪くも社会主義が感じられます。
ただ、キューバという国自体は上のように面白味があるんですけど、正直好きかと聞かれるとうーんですかね。
理由として、料理がおいしくない(レパートリーも少なめ)、人間がこれまでの南米に比べると面倒という感じではあります。
【社会主義を考える】キューバのハバナを歩いて、食べて、見て【バスターミナル情報】
【社会主義を考える】とてもきれいな街だけど、同じ?そして、ごはんも、、、
キューバというと最初に思い浮かぶのは、クラシックカーでしょうか。日本でもほかの国でも見かけない車なので確かに興味深い。
これはキューバとアメリカが仲良かった時代に購入して、以後仲が悪くなったため新しい車が入ってこなくなった。
その結果、当時の車を使い続けているということ。
とても無骨で利便性のなさそうな車なんですが、かっこいい。
残念ながらクラシックカーが多いせいか、街中の空気はとても悪いです。そして実際に乗りましたが、狭い。湾曲した部分が頭に当たります。
まぁこれは屋根があるタイプなので違うといえば違うんですけどね。
しかし、全ての車がクラシックカーかというと実はそうではないです。
日本車はほぼないですが、韓国車などを見かけます。バスとかは中国やら日本支援のいすゞ車がありました。
バイクは超高級バイクDucatti(ドゥカティ)ならぬ、Bucatti(ブゥカティ)。どこの会社ですか?さすがにやりすぎでは。せめて原付ではないタイプを販売してほしいものです。
さて、街中を歩きましょう。また車の話ですが、意外と横断歩道では渡ろうとすると譲ってくれる傾向にあります。これまでの南米とは違いますね。
町はカラフルな建物があり、そしてすたびれ外壁が剥がれくすんだところもあります。これが逆におしゃれな感じがします。
キレイなんですが、歩いててどの建物も似ているんですよね。おそらく社会主義のためでしょう。だって住むんだから別に同じ建物でいいでしょ?という感じ。
なのでだんだん飽きてきます。
結構整然と建物が並んでおり、通り名がちゃんと書かれているので、自分がどこの通りにいるのかというのがわかりやすい。
ホテル通りの名前と方角さえ間違えてなければ、ホテルに帰れるという感じ。
また、個人店がほとんどっぽいので、家を覗くと商品が並んでたり、商品一覧表があったりします。キューバは値段を書いててくれているのでわかりやすいです。
南米を旅して早くも2か月経過している身としては、若干意味がわかる文字も増えてきました。とはいえ、大体イメージ着くと思いますけどね。
ただ、思うんですよね。日本だと玄関があって扉があって、リビングのプライバシーは守られている。しかし、キューバでは玄関=リビングなので、普通にくつろいでいるのが見えます。
これも社会主義なのかなぁ。。。
教会があったり
城壁があったり(ハバナは海に面していますからね)
中華街があったり。まったく中華街ではない感じがしましたが。
カピトリオもあります。確か旧国会議事堂。
ここの北らへんがショッピングゾーン的な感じですが、、、大したものは売っていませんけどね。
街歩いてて思うんですけど、なんだか週末ですか?って思える感じののんびり具合。
だれも働いている人なんていない。もしくは自分の想像している働くというものよりも圧倒的に楽に働いているという感じがしてならないハバナ。
夜も子供たちが20時くらいまでサッカーをしているんですが、明日学校ないんですか?というレベル。
ちなみにキューバの識字率はかなり高いです。これは社会主義の恩恵とも言えます。学費は確か無料だからですね。
あとカストロとゲバラがキューバ革命するぞー!って乗り込んだ船がありまして、それがグランマ号(グランマ=おばあちゃん)
グランマ号でキューバ到着するわけですが、船の規模に対して大量の人が乗っていたり、到着を知っていたアメリカ軍が返り討ちにします(このとき大半が亡くなったが、カストロとかは逃げてのちにキューバ革命を成功させる)
この建物内にレプリカがあるっぽいんですが、外から見えたのでいいやーと。料金は200ペソ(100円)
ほらうっすら見えるでしょう?意外とグランマ号はただの木製のボートかなーなんて思ってたけど、プレジャーボートのようですね。
ごはんにも社会主義!?料理がおいしくないことは前提で食べましょう。笑
さてさて、ごはんにしましょう。キューバの困ったところに、レストランを見つけるのが大変というのがあります。もちろん大通りとかに行けば目立つ奴があるんですが、高い!
おそらく旅行者向けという感じでしょうね。
ローカルレストランは探すのが大変なのです。
そして見つけたお店。ほー、良心的な価格じゃないですか。おなかが空いてるので、ピザとかではなく、スパゲッティ!300ペソ(150円)
この日はボゴタからハバナに着いた日なので寝てないんですね。レストランで寝落ちします。。。
寝落ちして、目覚めてもまだスパゲッティがない。。。
大体15~20分経過したでしょうか、スパゲッティができました。
うーん、ぱっと見、やばいなぁ、と思いながら食べてみます。やはりおいしくない(空腹だったからおいしくは感じたが)
ぶよぶよのパスタに、トマトソースというよりトマトジュース(味付けなし)、大量の酸っぱいチーズという状態。はい、ひき肉?野菜?ありません。
キューバの社会主義事情は知りませんが、社会主義では頑張ると損するんです。
頑張っても頑張らなくても同じ給料なので(最近は外貨を保有していいというルールとなったので、資本主義に近くなっていますが、それでも私たちの考え方とは全然違います)
むしろサボったほうがいいですよね。お店的に言えば、おいしい料理を作るとお客が来るから、おいしくない料理を作れば、客が来ない。つまりサボれる。
おいしい料理を作るとか、新しい商品の開発なんてする意味がありません。お客が来るので。そのため、街を歩いてて思ったのは料理のレパートリーも少ないです。
そして、キューバを歩いてて思ったんですが、一応調味料は売っています。マヨネーズとかケチャップ、香辛料など。
が、売っているのは外資系というかそういう資本主義入ってますよ!的な店です。ここにはドル建てでいわゆる普通のスーパーのように商品が並んでいますが、若干高い。
上で個人商店で取り扱っているのは、塩!です。以上。ほかにもあるかもしれないけど。。。
そのため、素材と塩を生かした料理が基本になります(実をいうとホテルの朝食も基本はこんな感じ。だけど、調味料があるのでOK)
ふと思うのは、キューバって砂糖が有名なんですよ。あれ?砂糖はいずこに、、、すべて国外へ売ってしまったのでしょうか。それとも昨今の肥満に対する健康管理でしょうか。
ちなみに上のスーパーでキューバ産の炭酸飲料を購入しましたが、まー、お酒のような味がしたんですけどね。贅沢品なのか1缶100円とキューバの物価からすれば高いですし、ビールと同じです。
ピザはホテルの人曰く、料金的な意味でキューバ人の一般的なごはんらしいです。1枚180ペソ(90円)
現地民は毎日400ペソ(200円)の料理とかは、給与的な意味で食べないらしいです。ある本によると月給3000円なことを考えれば納得。
わたしも日本では毎日500円のランチも食べませんので、気持ちがわかります(自分は自炊派ですし、ニートでございます)
ただこのピザも、パン生地にうっすーーーーーいトマトソースをかけて、チーズどっさりで焼いたもの。ハムなどはオプション(大体80ペソ)となります。
上のスパゲッティと同じくです、こちらは塩すらかかっていません。まぁ、あっつあつでまだおいしく食べれている気がしますが。
とはいえ、ピザを焼いているときに思ったんですが、ピザを焼くというと自分たちは、窯の中に生地をいれますよね。
しかし、器に入れたピザを窯に入れるんですよね。
これって同じくアメリカと仲が悪いイランさんでもそうでしたね。
アメリカと仲が悪いとそういう傾向にあるのか、そもそもアメリカでもこのように焼いているのか、それとも自分たちの概念が違うのか。
食べていると2人(おばさんと若い女性)が話しかけてきて、あなたどこから来たの?ホテルは?とか聞いてくるんですね。
まぁしぶしぶ答えていますが、あなた話したくないの?っていうんです。
話したくないに決まっってるでしょう!!!!自分いま、アツアツのピザ食べてるんですから。
最終的にはピザおごってよ!と言ってきました。まぁ最初からそういう感じな雰囲気だったので、テキトーに話した感はありますけどね。
テキトーにあしらうと次のターゲットを見つけたのか、また話していました。よくないぞ、キューバ人。
アロッツとハンブルゲリ的に書いてあったんで注文。2つで170ペソ(85円)
まー、これは塩使いすぎ料理。野菜を複数入れて触感がいいものも。ハンバーグもなぜびちょっとしているのかはなはだ疑問です。よかった、ごはん2つにしなくて。
自分はご飯は残さない主義なので、全部食べ、器を返すとおっさんがグッド!しているんですけど、全くグッドではないです。
何を思ってグッド!と思ったんでしょうか。自分を塩分取りすぎで暗殺してやったり!だったんでしょうか。
そしたら隣のおっさんはごはん2倍にしてたので、致死量オーバーでしょう。間違っておっさんを暗殺していますよ。
ソフトクリームも食べましたが、牛乳と砂糖を入れて泡立てたようなものでおいしくない。40ペソ(20円)
とはいえ、すべてのものがおいしくないか?と聞かれるとそうではない。店次第ではあるが。
おしゃれそうな右側ではなく、怪しい雰囲気の左の建物3階部分にあります。
キューバの有名な特産物には、ランゴスタ(ロブスター)があります。
そして、現地価格から比べれば高いですが、これはおいしいです。素材の味(エビの風味)と塩が生かされているからでしょうか。
このお店で食べました。が、この建物に本当にレストランあるの?ってくらい不気味です。
階段上がるとありますが、これは看板すらないので情報なしで見つけるのは不可能でしょう。
ランゴスタを頼みます。料金は1200ペソ(600円)と日本人からすれば安いですね。現地民はたぶんご褒美レベルでしょう。
料理はこんな感じ。ランゴスタ大きい!そして、ランゴスタを使ったソースでしょうか、エビの風味が感じられ、おいしい。ネギも乗っていてこれもおいしい。
ごはんにもランゴスタソースがあり、まぁ、ボリュームもありおいしいではないですか!
個人的には大きい状態でかぶりつきたい気持ちもありましたが、まぁいいでしょう。おいしいだけで十分です。
また別の日に食べに行きました。鶏ひき肉の料理でしょうかね。300ペソ(150円)と激安!そしておいしい!
ただこの時店員がチーチー(中国人)と馬鹿にした態度を取り、そして、細目を表す動作をしていて気分はよくなかったですね。
という感じで、キューバのすべてのレストランがまずいということではないということも言ってきましょう。観光客向けのレストランだとおいしい傾向にあるようですが、そんなお金はないわけで(私は観光客ではなく現地民になりきる旅人なので)
長距離バスターミナルの調査
あと観光ついでに長距離のバスターミナルの調査。
ハバナの次は田舎にあるビニャーレスという街に行きたく、ホテルの人に聞くとここから朝7時発のバスがあると。その調査で来たんですね。
バスターミナルがあります。なぜバスターミナルっぽい建物が反対側にあるのに、廃墟なんでしょうか。
建物内に入り、チケット売り場を探しますが、全くわからん。社会主義の悪いところです。不親切です。なぜか、3つも荷物配達ブースが分かりやすくもあるのに、なぜチケットブースは見当たらないのでしょうか。
おっさんたちに3回聞いて、やっとチケット売り場に。ちなみに、ただ通路向かいのブースという。なぜ3回も聞く必要があったんかわからんレベル。
話を聞くと、ホテルの人情報と同じく、7時発で6時集合。チケットはその時購入。支払いは現金かカードで、16€(2700円)ということ。現金払いができるかは忘れましたが、20€で払っておつりは4€。
ユーロと書いていますが、キューバではドルもユーロも同じ価値として考えられているため、ドル払いでもOKでしょうし、そちらの方がお得です。
というかハバナからビニャーレスまで4時間程度の距離らしいんですが、なんでそんなに高いんでしょうか。贅沢ってことでしょうか。
空港から市内へ移動したときは1時間で1円ですよ。多少距離が伸びたからって、2700倍!はやりすぎじゃないでしょうか。
たぶん社会主義だから、そんな長距離移動は贅沢だ!ってことでしょうか。ぜんぶ、社会主義のせいだ。(提供J〇 SKISKI)
ホテルの人が言うには、20ドル(3100円)でホテルからホテルへのドアトゥードアのシェアタクシーを手配できるとのことでした。出発は8:30と11:30の2つ。
400円も違うんですが(400円あればおいしいランゴスタまであとちょっと!)、早朝に起きて1時間歩いて移動する手間。ホテルの朝食を食べれなくなる。カード払いのトラブルで失敗したくない。ということで、バス移動はあきらめました。
本当ならバス移動が冒険感あってよかったんですけどね。
ちなみにバスターミナルまでタクシーを利用する場合、6€らしいので、それなら最初からシェアタクシーで行く方がいいでしょう。
まとめ
ということで、キューバのハバナの町を探索しました。うーん、日本とももちろん、諸外国とは全然違うスタンスというのは面白いですね。
しかし、ハバナの人は親切ではない傾向にあるかなと自分は思いますね。
読んでくれて、グラシアス!
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